【X1 Super第2節の見どころ】攻撃力あるオービックに対しオール三菱は堅守で対抗

【ボールキャリアーをタックルに行くオービックシーガルズDL山田琳太郎（中央）　 ©X LEAGUE】

X1 Superは15日、第2節のオービックシーガルズとオール三菱ライオンズの一戦が富士通スタジアム川崎で行われる。

オービックは、開幕節の東京ガスクリエイターズ戦でやや精彩を欠きながらも28対17で勝利し、白星発進した。攻撃では、2年目のクオーターバック（QB）タイラー・クルカが3タッチダウンの活躍でチームにフィットしていることをアピール。2つのタッチダウンキャッチを見せたワイドレシーバー（WR）渡邊ジャマールとのコンビは、今季の大きな武器となりそうだ。

守備では2年目のディフェンスライン（DL）山田琳太郎がチーム2位の4.5タックル、新人のトゥロターショーン礼が1サックと若手の守備ラインが躍動。33歳の清家拓也も勝利を確実なものとするQBサックを決めてベテラン健在をアピールするなど、DLは層の厚さが際立つ。

【自らボールをもって中央突破するオール三菱ライオンズ新QBモウ・ハサン（中央）　 ©X LEAGUE】

対するオール三菱は、第1節のIBM BIG BLUE戦で惜しい敗戦。2シーズンぶりのX1 Superの舞台ながら十分に戦えることを証明した。攻撃では、QBモウ・ハサンとランニングバック（RB）サミュエル・オラル・ジョーンズはリーグデビュー戦だったためか本来の力を発揮できなかった。2週間の間にどれだけ調整できているか注目だ。

守備では、IBM戦でチーム最多の4タックル、1インターセプトをマークしたディフェンスバック（DB）強力幹央が再びビッグプレーを決めるか期待が高まる。オール三菱の守備がオービックの攻撃をどう封じ込めるかがカギとなるだろう。

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