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【X1 Super】新WRテイ・カニンガムが8キャッチの大暴れでノジマ相模原が快勝

2024年09月15日(日) 16:56

【8キャッチでゲームのMVPにも選ばれたノジマ相模原ライズWRテイ・カニンガム  ©X LEAGUE】

X1 Super第2節は15日、相模原ギオンスタジアムでノジマ相模原ライズが富士フイルム海老名Minerva AFCを迎えた一戦が行われた。相模原市市制70周年を記念した相模原市長杯と銘打たれたこの試合はホームチームのノジマ相模原が31対11で勝利した。

ノジマ相模原は開幕から2連勝。X1 Super初挑戦の富士フイルム海老名は連敗スタートとなった。

【2つのタッチダウンパスを成功させたノジマ相模原QBカート・パランデック  ©X LEAGUE】

今年のノジマ相模原は従来のランを中心にしたオフェンスに加えてディープパスの脅威も加えることを目指している。それを体現するかのように空中戦で261ヤードを稼いだ。

その中心にいたのが今季からチームに加入したワイドレシーバー(WR)テイ・カニンガムだ。カニンガムは8回のパスキャッチで115ヤード(いずれもこの試合で最多)を稼ぎ、第1クオーターには先制となる9ヤードのタッチダウンパスキャッチをマークした。パスキャッチの最長は38ヤードを記録し、チームの目指すバーティカルアタックを実現する存在となった。

クオーターバック(QB)カート・パランデックは2本のタッチダウンパスを成功させた。グラウンドアタックではランニングバック(RB)吉澤祥と川村龍ノ介がそれぞれ1つずつタッチダウンランを決めた。

【自らボールを持って走る富士フイルム海老名QB吉田廉(中央)  ©X LEAGUE】

富士フイルム海老名はQB鈴木貴史のパスを軸にオフェンスを展開したが、ディフェンスによる2つのインターセプトで得たチャンスを得点に結びつけられず、2敗目を喫した。