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【X1 Super】パナソニックがSEKISUIに薄氷の勝利で開幕2連勝

2024年09月16日(月) 20:50

【決勝のTDパスを成功させたパナソニック インパルスQB荒木優也  ©X LEAGUE】

X1 Super WESTディビジョンの第2節は16日、 大阪府吹田市の万博記念競技場でパナソニック インパルスとSEKISUIチャレンジャーズが対戦した。 試合は最後まで勝敗の行方が分からない好勝負となったが、パナソニックが14対13で勝利し、開幕2連勝を飾った。

第1クオーターの立ち上がりはともにオフェンスのファーストシリーズがパントで終了。SEKISUIは2度目のポゼッションでランニングバック(RB)遠藤集と山田陸斗のランニングプレーを中心に攻撃を進め、パナソニック陣内へ侵入した。そして、9分9秒、クオーターバック(QB)ギャレット・サフロンから右サイドを走るワイドレシーバー(WR)亀山睴への30ヤードパスがヒットして先制のタッチダウンを奪った。


【1点差に迫るTDパスキャッチを決めたSEKISUIチャレンジャーズWRブギー・ナイト(左)  ©X LEAGUE】

しかし、第2クオーター開始早々にパナソニックはSEKISUIのパントをブロック。拾い上げたボールをそのままエンドゾーンに持ち込み、同点にする。

パナソニックは後半最初の攻撃で、RB立川玄明の30ヤードロングランで一気に敵陣に入る。ランとパスを交えた攻撃でゴール前7ヤードまで進むと、エンドゾーン左奥に走る新人WR鈴木崇与がディフェンスバック(DB)と交差しながらQB荒木優也の投げたパスをキャッチして14‐7と逆転に成功した。

これが今季初戦となるSEKISUIは勝利に向けて粘る。第4クオーター終盤にゴール前10ヤードでの得点機を得て、2回連続のランとサードダウンのパスでエンドゾーンを狙うがパナソニックのディフェンスにことごとく阻止される。続くフォールダウンはギャンブルを選択。QBサフランからWRブギー・ナイトにタッチダウンパスが決まり1点差に迫る。しかし、トライフォーポイントのキックが無情にも左に逸れて同点に持ち込むことが出来なかった。