【X1 Super第3節の見どころ】オービックの連勝か、IBMが立て直すか 注目の「千葉ダービー」

【オービックシーガルズRB西村七斗（右）　 ©X LEAGUE】

X1 Superの第2節、オービックシーガルズとIBM BIG BLUEの一戦が第一カッターフィールド（秋津サッカー場）で行われる。千葉県をホームとするチーム同士の「千葉ダービー」は、どちらが勝利を手にするのか注目が集まる。

オービックは開幕2連勝と絶好調。第2節のオール三菱ライオンズ戦は攻めては10タッチダウンの猛攻（加えてディフェンスとスペシャルチームで１タッチダウンずつを記録）、守っては完封と攻守が機能。大野洋ヘッドコーチも一定の評価を与えていた。攻撃陣は、西村七斗と荒竹悠大の両ランニングバック（RB）がともに2試合で100ヤード以上をマーク。特に西村はリーグトップの3タッチダウンと決定力を発揮している。立命館大学時代に名を馳せたランナーが加入3年目で開花している。

【自らボールを持って走るIBM BIG BLUE QBディミトリオス・シノディノス（中央）　 ©X LEAGUE】

対するIBMは、前節の東京ガスクリエイターズ戦で黒星を喫し、立て直しを図る一戦となる。パス攻撃は一定の成果を挙げているものの、深刻なのが2試合で計100ヤードと沈黙しているランニングゲーム。クオーターバック（QB）ディミトリオス・シノディノスのパスを活かすためにも、平松的や鈴木恵太のRB陣の活躍が、攻撃全体を活性化させるカギとなるだろう。前節にキックオフリターンタッチダウンを決めたローガン・スチュワートの爆発的なスピードにも注目だ。

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