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【X1 Super】富士通が3連勝で首位堅守 ノジマ相模原との首位攻防戦に逆転勝利

2024年09月29日(日) 17:54

【第3Qに逆転のTDパスキャッチをした富士通WRサマジー・グラント(中央)  ©X LEAGUE】

X1 Superは29日、富士通フロンティアーズ対ノジマ相模原ライズを富士通スタジアム川崎で実施。今節注目のディビジョン首位攻防戦は、1位の富士通が31対13で2位のノジマ相模原に勝利し3連勝を飾った。敗れたノジマ相模原は今季初黒星。

序盤から熱のこもった激しい戦いとなった。富士通がフィールドゴールで先制するも、ノジマ相模原もラインバッカー(LB)永田大河のインターセプトからフィールドゴールにつなげて試合を振り出しに戻す。

【2TDパス成功の富士通QB高木翼  ©X LEAGUE】

第2Qも富士通がランニングバック(RB)トラショーン・ニクソンのパワフルなタッチダウンランで再び主導権を握るが、ノジマ相模原もクオーターバック(QB)カート・パランデックとワイドレシーバー(WR)テイ・カニンガムのホットラインで追いつく。さらにノジマ相模原は、前半終了間際にフィールドゴールを決めて、この試合初めてリードを奪った。

【第2QにQBカート・パランデックからのパスを受けてTDするWRテイ・カニンガム  ©X LEAGUE】

3点を追う立場で後半へ突入した富士通は、第3クオーター中盤にブロンソン・ビーティーが自陣エンドゾーン内でインターセプトしてピンチの芽を摘むと、右サイドでスクリーンパスを受け取ったWRサマジー・グラントがサイドラインを快足で駆け上がる80ヤードのタッチダウンキャッチで守備陣の奮闘に一発回答。さらに第4クオーターには12プレーで5分以上費やしたドライブをRBニクソンのタッチダウンランで完結させると、WR神優成のタッチダウンレシーブでノジマ相模原を突き放した。