【X1 Super】攻守に冴えたパナソニックがエレコム神戸を突き放して開幕3連勝
2024年09月29日(日) 17:46
X1 SuperのWESTディビジョン第3節はパナソニック インパルスとエレコム神戸ファイニーズが29日、大阪府吹田市のMKタクシーフィールドエキスポで対戦した。一時は逆転されたパナソニックが、すべてのクオーターに得点を奪い、27‐10でエレコム神戸を突き放して開幕3連勝を飾った。第1節の試合が台風の影響で10月6日に延期されたエレコム神戸は1勝1敗となった。
オフェンスのファーストシリーズでパナソニックはクオーターバック(QB)荒木優也からワイドレシーバー(WR)ブレナン翼へのパスで連続ファーストダウンを奪いながら敵陣へ侵入した。さらに副将のランニングバック(RB)立川玄明が中央突破して27ヤードをゲイン、エンドゾーン手前7ヤードまでボールを進める。仕上げも荒木からエンドゾーンを右から左に走るブレナンにタッチダウンパスがヒットして、速攻の7プレーで先手を取った。
エレコム神戸は続くオフェンスで敵陣14ヤードまで攻撃を進めるもパナソニック守備陣に阻まれエンドゾーンを陥れることが出来ない。フィールドゴールを選択して3点を返すにとどまった。しかし、第2クオーターの1分53秒にQBディビット・ピンデルからWR橋本侑磨への14ヤードタッチダウンパスが通って10対7と逆転する。
パナソニックは、その約3分後に6プレーを費やすタッチダウンドライブで14‐10と再逆転。さらに前半終了間際にキッカー(K)佐伯眞太郎の22ヤードフィールドゴールが決まり、点差を17‐10に広げてハーフタイムを迎えた。
パナソニックは、後半に入っても得点を重ねる。3連続パス成功で敵陣に入り、RB牧田圭祐、小泉誠実、WR桑田理介のランプレーでエンドゾーン手前2ヤードまで進攻。さらに小泉の中央突破でタッチダウン。試合残り時間19秒にはK佐伯が27ヤードフィールドゴール成功させてエレコム神戸を押し切った。
エレコム神戸は第3クオーターの4分過ぎにフィールドゴールを失敗し、点差を詰めることが出来なかった。