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OrientalBio、今季初勝利は課題山積みも次戦の成長に期待
2024年10月04日(金) 15:00
第3節でOrientalBioシルバースターは、富士フイルムMinerva AFCを24対17で下し、今季初白星を手にした。
開幕からの連敗を2で止めたOrientalBioの有馬隼人ヘッドコーチは、試合後のハドルにいつも以上に時間を費やした。勝ったとはいえ、ファンブルロスト2回、反則8回で92ヤードの罰退とミスが続出した試合だった。
有馬HCは「敵陣でファンブルしたり、リードを広げるチャンスを逃したりしたことが、試合を苦しくした原因」と説明し、今後の試合に向けて再考する必要があると語った。
オフェンスでは新加入のクオーターバック(QB)ダリウス・サンプルは、来日してから2か月も経っていない中で徐々にフィットしてきている中、ベテランQB安藤和馬が途中出場し、リズムをもたらした。安藤は、昨年も途中出場でチームに勝利をもたらしており、今回もその経験を活かした。「控えからの出場には慣れているので、特に難しさは感じていない」と語り、試合を冷静に振り返った。
有馬HCも安藤の働きに対して「限られた出番でも結果を出してくれる」と高い信頼を寄せた。
新人選手が多いチームにとって、初勝利は大きな収穫であり、有馬HCは「連敗を止めたことは良いが、反省点が多い試合だった」と述べる。第3節終了時点で9位のOrientalBioにとって、次の8位エレコム神戸ファイニーズ戦はライスボウルトーナメント進出に向けて重要な戦いとなる。有馬HCは「しっかり準備をして良い結果を残したい」と意気込みを見せた。