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【X1 Super】ノジマ相模原と東京ガスの譲らぬ攻防 今季初の引き分け決着

2024年10月13日(日) 16:23

X1 Superは13日、第4節のノジマ相模原ライズ対東京ガスクリエイターズの一戦が富士通スタジアム川崎で行われ、試合は24対24の引き分けに終わった。今シーズンのX1で引き分けは初めてとなる。

両チームはともに2勝1敗で迎えたこの試合、激闘の末に最後まで譲らない展開となった。前半は互いにタッチダウンを2本ずつ取り合い、14対14のまま折り返す。

【2TDパスキャッチをした東京ガスクリエイターズWR大阪弘毅  ©X LEAGUE】

 後半、先に勝ち越しに成功したのは東京ガス。QBジェロッド・エバンスが、WR大阪弘毅にこの日3本目のタッチダウンパスを決め、リードを奪った。エバンスの安定したパスプレーで主導権を握る。

一方、ノジマ相模原も粘りを見せる。フィールドゴールで4点差に詰め寄った後、最終クオーター残り4分にゴール前7ヤードからのフォースダウンギャンブルを決行。QBカート・パランデックがエンドゾーン内のWR宜本潤平へ柔らかいタッチのパスを通し、逆転に成功した。

【パスターゲットを探すノジマ相模原ライズQBカート・パランデック(左) ©X LEAGUE】

 残り時間が少ない中、3点を追う東京ガスは自陣23ヤードからファイナルドライブをスタート。一時はフォースダウンまで追い込まれたが、QBエバンスが右にロールアウトし、フリーのWR大阪へパスを成功させる。ギャンブル成功で40ヤードを稼ぎ、窮地から勝機をつかんだ。

【残り12秒で同点の22ヤードFGを決める東京ガスK高橋寛太(中央)  ©X LEAGUE】

しかし、エンドゾーンには届かず、最後は高橋寛太が22ヤードのフィールドゴールを成功させて同点に持ち込んだ。