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【X1 Super】QBクルカの3TDパスなどでオービックがPLEIADES福岡に快勝

2024年10月14日(月) 15:42

【67ヤードのパントリターンTDを記録したオービックシーガルズRB荒竹悠大(右)  ©X LEAGUE】

X1 Super第4節最終戦は14日、福岡県久留米市の久留米陸上競技場で行われ、地元PLEIADES福岡SUNSがオービックシーガルズを迎え撃つ一戦が行われた。前節にIBM BIG BLUEに敗れたオービックは嫌な流れを断ち切るように最初のポゼッションでタッチダウンを奪うと、後半に一気に畳みかけて44対10勝利した。オービックは3勝1敗。PLEIADES福岡は4連敗でまだ勝ち星がない。

「今日は試合への入り方を大事にした」と大野洋ヘッドコーチが語ったように、オービックはキックオフ後の最初のポゼッションで順調にボールを進め、最後はクオーターバック(QB)タイラー・クルカからタイトエンド(TE)森章光へのタッチダウンパスで7‐0と先制した。PLEIADES福岡がフィールドゴールで3点を返した後も、ランニングバック(RB)西村七斗のランで14‐3とした。

【1TDパスを成功させたPLEIADES福岡SUNS QB半田敦也(右)  ©X LEAGUE】

しかし、地元ファンの声援に後押しされたPLEIADES福岡はQB 半田敦也から QB登録ながらワイドレシーバー(WR)としてもプレーする伊藤嵩人への43ヤードのパスなどでボールを進め、第2クオーターに半田からWRベン・ボン・ヤゴーへの8ヤードパスでタッチダウンをあげて4点差とした。

【3TDパス成功で試合のMVPに選ばれたオービックQBタイラー・クルカ  ©X LEAGUE】

後半に最初のオフェンスでPLEIADES福岡はファンブルロストで攻撃権を失う。このターンオーバーをタッチダウンに結びつけて勢いに乗ったオービックは、クルカのタッチダウンパスや荒竹悠大の67ヤードのパントリターンタッチダウンなどで得点を重ね、勝負を決めた。

クルカは22回のパス試投で17回の成功、274ヤードと3タッチダウンを稼いで試合のMVPに選ばれた。