ニュース

【X1 Area】K工藤の4FG成功などで電通がブルーサンダースを破り3勝目

2024年10月19日(土) 16:50

【4本のFGを成功させた電通キャタピラーズK工藤貴大  ©X LEAGUE】

X1 Area第4節は19日、富士通スタジアム川崎でEASTディビジョンの1試合が行われ、ブルーサンダースと電通キャタピラーズが今季2度目の対戦を迎えた。試合はラインバッカー(LB)尾髙謙のインターセプトリターンタッチダウンやキッカー(K)工藤貴大の4本のフィールドゴール成功などで電通が26‐8で勝利した。電通は3勝1敗に星を伸ばし、ブルーサンダースは開幕から4連敗となった。

前節終了時点で警視庁イーグルス、品川CC ブルザイズと勝ち点6でEASTディビジョン首位に並んでいた電通は、本来武器となるはずのオフェンスが不調。この試合では11回のサードダウンで1回しかファーストダウンを更新できず、オフェンスによるタッチダウンを記録できなかった。前節の警視庁戦でも1タッチダウンに抑えられており、攻撃面では2試合連続で苦しい戦いを強いられた。

【電通の先発QBアーロン・エリス  ©X LEAGUE】

そのオフェンスを助けるかのように、先制点は新人尾髙の30ヤードのインターセプトリターンタッチダウンであげた。その後は工藤の3連続フィールドゴール成功16‐0とリードして最終クオーターを迎えた。

【第4QにTDパスを成功させたブルーサンダースQB日裏章太  ©X LEAGUE】

ブルーサンダースは第4クオーターの5分14秒でクオーターバック(QB)日裏章太がワイドレシーバー(WR)工藤眞輝に28ヤードのタッチダウンパスを通し、さらにこのホットラインで2点コンバージョンも成功させて16‐8と追い上げた。

【2点コンバージョンのパスをキャッチするブルーサンダースWR工藤眞輝  ©X LEAGUE】

しかし、その直後のキックオフでラボン・ジョンソンが95ヤードのリターンタッチダウンを決めて再び2ポゼッション差とした。

【キックオフリターンTDを決める電通KR/WRラボン・ジョンソン(中央)  ©X LEAGUE】

最後は電通が工藤の4本目のFGでダメを押して逃げ切った。