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【X1 Area】品川CCが警視庁破って今季3勝目 次節に電通と首位攻防戦

2024年10月20日(日) 16:38

【第1QにTDパスキャッチをする品川CC ブルザイズWR野中翔太  ©X LEAGUE】

X1 Area第4節の最終日は20日、富士通スタジアム川崎でEASTディビジョンの品川CC ブルザイズ対警視庁イーグルスの試合が行われた。ともに2勝1敗同士で迎えた今季第2度目の顔合わせは、品川CCが前半の16点のリードを守り切って16-14で勝利した。品川CCは今季警視庁に2勝で、通算成績を3勝1敗とした。次節では同率の電通キャタピラーズとディビジョン首位をかけた直接対決を迎える(11月4日13:30キックオフ予定、富士通スタジアム川崎)。一方の警視庁は2敗目を喫した。

第1クオーターに警視庁は自陣6ヤードからバックワードパスを投げるが、これをレシーバーがキャッチできずにファンブルとなり、エンドゾーン内でリカバーした。その直後に品川CCのディフェンスバック(DB)林佑樹がタックルしてセーフティとなり、品川CCが2‐0とリードした。

【1TDランをあげた警視庁イーグルスRB梅野敬聖  ©X LEAGUE】

その後品川CCはクオーターバック(QB)石井迅からワイドレシーバー(WR)野中翔太への24ヤードパスとランニングバック(RB)池田唯人の20ヤードランでそれぞれタッチダウンを奪い、16‐0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

【チームトップの86ヤードラッシュで貢献した品川CC RB池田唯人(中央)  ©X LEAGUE】

後半に入ると警視庁が反撃に転じるが、スナップミスからのファンブルロストを繰り返すなど攻撃のリズムを構築するには至らない。第4クオーターの残り1分15秒にはQB佐和田健からWR小林雅之へ57ヤードタッチダウンパスで2点差にまで追い上げるが、望みをかけたオンサイドキックを品川CCにリカバーされて万事休すとなった。