【X1 Super第5節の見どころ】地元で今季初勝利目指す富士フイルム海老名とRBT進出を確定させたいIBMが対戦

【タックラーを交わしてゲインを重ねる富士フイルム海老名Minerva AFC RBデレクアキラウィリアム　 ©X LEAGUE】

X1 Superの第5節、富士フイルム海老名Minerva AFC対IBM BIG BLUEの一戦が海老名運動公園陸上競技場で行われる。ここまで未勝利の富士フイルム海老名は、地元ファンの前で今季初勝利をあげられるか注目だ。

今季からX1 Superに昇格した富士フイルム海老名は、前節こそパナソニック インパルスに大敗したが、そこまでの3戦は悪くない試合を続けていた。特に第3節のOrientalBioシルバースター戦は、最後まで勝利の可能性を残す健闘を見せた。クオーターバック（QB）鈴木貴史は前節は4インターセプトを喫したが、それまでは安定したプレーを披露。彼のパス攻撃を活かすには、ランニングバック（RB）デレクアキラウィリアムスらのラン攻撃が不可欠だ。オフェンスライン（OL）のパク・イアンらがスクリメージの攻防で優位に立ち、地上戦を支配できるかがカギとなる。

【今季2つのキックオフリターンTDを決めているIBM BIG BLUE DBローガン・スチュワート　 ©X LEAGUE】

対するIBMは、2勝2敗の勝ち点6でリーグ8位とライスボウルトーナメント（RBT）出場圏内ギリギリのラインにいる。ただ、この試合で勝てばRBT出場を確定させるだけに重要な一戦となる。今季のIBMは連勝がなく、波に乗り切れていないが、第3節でオービックシーガルズを倒すなど、一度スイッチが入れば爆発力を発揮する。注目はランオフェンス。ここまで100ヤードゲームを達成していない平松的、鈴木恵多、加藤大資らRB陣がどこまで貢献できるかが試合の流れを左右する。また、キックオフリターンで2タッチダウンを決めているローガン・スチュワートのリターンゲームも、IBMにとっての大きな武器だ。

両チームともに勝利が欲しいこの試合、攻守両面での激しい戦いが予想される。

関連リンク

■パナソニックが初顔合わせの富士フイルム海老名を下してライスボウルトーナメント出場権獲得
【2024 X1 Super 第4節ハイライト】パナソニック インパルス vs 富士フイルム海老名 Minerva AFC
■実力伯仲の接戦は後半に畳みかけたSEKISUIに軍配　IBMとの「ブルー対決」制す
【2024 X1 Super 第4節ハイライト】SEKISUIチャレンジャーズ vs IBM BIG BLUE
■来場案内はこちら
■チケット情報はこちら
■XリーグTV onアメフトライブ by rtv（有料会員登録が必要です）はこちら