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【X1 Super】ノジマ相模原がPLEIADES福岡に逆転勝ちで今季3勝目

2024年10月27日(日) 21:31

【5TDパスを成功させ、自らのランでも1TDをあげたノジマ相模原ライズQBカート・パランデック(右)  ©X LEAGUE】

X1 Superの第5節、ノジマ相模原ライズ対PLEIADES福岡SUNSが富士通スタジアム川崎で行われた。前半互角の戦いが繰り広げられた一戦は、ノジマ相模原が後半に地力を発揮し42対21で勝利した。勝ったノジマ相模原は今季3勝目をあげリーグ4位に浮上した。一方、善戦及ばずに敗れたPLEIADES福岡は5連敗となり、最終節で今季初勝利を目指す。

2勝1敗1分けでリーグ5位のノジマ相模原と開幕から4連敗で同12位のPLEIADES福岡。前半は大方の予想を覆してPLEIADES福岡が主導権を握った。PLEIADES福岡はファーストドライブでクオーターバック(QB)半田敦也が丁寧なクオーターバッキングで攻撃を指揮すると、ワイドレシーバー(WR)伊藤崇人へ先制のタッチダウンパスをヒット。その後追いつかれるが、篠崎蓮がインターセプトからゴール前3ヤードまでナイスリターンして絶好の得点機を得ると、QB半田からWR岩永悠暉へのタッチダウンパスが通り再びリードを奪った。

【PLEIADES福岡SUNSのQB 半田敦也 ©X LEAGUE】

しかし、ノジマ相模原も第2クオーター終了間際にQBカート・パランデックがパスとランで大きくゲインして敵陣深くまで進入。最後はQBパランデックからエンドゾーン内右コーナーに走りこんだWR大谷空渡にパスが決まり、試合を振り出しに戻した。

後半に入ると、ノジマ相模原の地力が勝った。後半最初のプレーでQBパランデックからWRテイ・カニンガムへ61ヤードのタッチダウンパスで勝ち越しに成功。さらに、パランデックとカニンガムのホットラインで加点する。その後1タッチダウンを返されるが、この日5タッチダウンパスと大暴れだったQBパランデックがWR宜本潤平とWRカニンガムにタッチダウンパスを決め、PLEIADES福岡を突き放した。