【X1 Area第5節の見どころ】品川CCと電通が入替戦出場をかけて火花散らす
2024年10月31日(木) 12:00
11月3日と4日の2日間、各地で計5試合が行われるX1 Area第5節。レギュラーシーズンも終盤に入り、今節の最大の注目は、EASTディビジョンで1敗同士の電通キャタピラーズと品川CC ブルザイズの対戦だ。
X1 Superとの入替戦戦出場を懸けた大一番となるこの試合。第2節では電通が圧勝したが、ここ2試合で攻撃が停滞し、クオーターバック(QB)アーロン・エリスの復調が鍵を握る。対するブルザイズは、連勝中で流れを掴み、リーディングラッシャーのランニングバック(RB)池田唯人が地上戦で時間をコントロールし、電通のハイパーオフェンスを封じたい構えだ。
入替戦出場に望みを残す警視庁は、ブルーサンダースと対戦する。第2節の対戦では守備の粘りで9対3と勝利しており、今回もディフェンスからリズムを作っていきたい。品川CC対電通の結果次第では入替戦の可能性が変わるが、勝利で希望をつなげたいところだ。対するブルーサンダースは、今季初勝利を目指す。
CENTRALディビジョンで入替戦進出確定までと1勝の胎内は、連勝中と波に乗る三菱商事Club TRIAXと激突する。第2節の両チームの対戦は、先制を許した胎内が6タッチダウンを奪う猛攻で逆転勝ちした。胎内は攻撃陣が好調で今季合計17タッチダウンを記録。一方のTRIAXも勢いがあり、ここ2試合で2タッチダウンしか許さない堅守で対抗する。TRIAXはこの試合をマストウインで、最終節まで入替戦出場の可能性を残したい。
BULLSは今季初勝利を目指し、PentaOceanパイレーツ戦に挑む。ここまで4試合で1タッチダウンしかあげられていないが、攻撃陣の立て直しでシーズン初白星を掴みたいところだ。パイレーツも、負ければCENTRALディビジョン1位の可能性が消滅するため負けられない一戦だ。
WESTディビジョンは名古屋サイクロンズがシーズン初勝利を狙い、リベンジに燃える。第2戦で敗れたTRIAXIS J-STARSに雪辱を果たせるかが見どころだ。