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【X1 Area】電通が品川CCを退けEASTディビジョン単独首位に 入替戦争いは最終節へ

2024年11月04日(月) 18:33

【 QBランの後スライディングする電通キャタピラーズのアーロン・エリス(中央) ©X LEAGUE】

X1 Area第5節のEASTディビジョン内対戦は5日、3勝1敗同士の同率首位で並ぶ電通キャタピラーズと品川CC ブルザイズが対戦した。後半に追い上げを見せた品川CCを電通が24‐21でかわし、今季4勝目を挙げて単独首位に躍り出た。これにより、EASTディビジョンは電通が勝ち点12で1位、品川CCと警視庁イーグルスが勝ち点9で並んだ。ディビジョン1位に与えられるX1 Super EAST4位チーム(オール三菱ライオンズ)との入替戦出場権争いは最終節まで持ち越されることとなった。

11月16日に横浜スタジアム行われるX1 Area第6節では警視庁が電通と、品川CCがブルーサンダースと対戦する。

電通はクオーターバック(QB)アーロン・エリスからワイドレシーバー(WR)南賢人へのタッチダウンパスと、ラインバッカー(LB)畑壮吉のファンブルリターンタッチダウンで14‐0とリード。品川CCはランニングバック(RB)池田唯人の38ヤードのタッチダウンランで1ポゼッション差に迫るが、電通がQBエリスからWR小貫哲への47ヤードロングパスによるタッチダウンで再びリードを広げて前半を終了した。

【2TDランを決めた品川CC ブルザイズRB池田唯人  ©X LEAGUE】

後半は品川CCが攻勢に出た。池田とQB石井迅のラッシングタッチダウンで追い上げる一方でディフェンスは電通オフェンスをフィールドゴール1本に抑え、試合の残り時間が6分を切ったところで電通のリードは24‐21にまで縮まった。

しかし、その後は電通が加点は結び付かなかったものの約4分を消費するオフェンスドライブを敢行し、品川CCも最後のオフェンスシリーズでファーストダウンを更新できずに試合終了となった。