【X1 Super第6節の見どころ】全勝狙うパナソニックと上位進出を図るノジマ相模原の一戦
2024年11月07日(木) 12:00
Xリーグは最終節を迎える。現在のところ5戦全勝で暫定2位のパナソニック インパルスと3勝1敗1分けで同4位のノジマ相模原ライズの対戦が10日、大阪府吹田市のMKタクシーフィールドエキスポで正午にキックオフされる。
これまで5年間で両チームは4回対戦して、パナソニックが試合を常に有利に進めて全勝している。ただし2021年の対決のみ最終クオーターまでもつれ込んでの逆転勝ちだった。
パナソニックはこの試合も勝利して全勝でライスボウルトーナメント(RBT)に挑みたい。片やノジマ相模原はこの試合で勝利を手にすれば、上位ランクでRBTに進出できる。しかし敗戦となると他チームの最終節での試合結果によるが、RBTは初戦でパナソニックや富士通フロンティアーズの2強と対戦する可能性がでてくるだけに負けられない一戦だ。
総合力ではパナソニックが一枚上手だ。クオーターバック(QB)荒木優也とワイドレシーバー(WR)桑田理介らレシーバー陣とのコンビネーションは試合を重ねるごとによくなっている。また強力オフェンスラインがパスプロテクションもさることながら、ランプレーでも走路を確保してランニングバック(RB)立川玄明らランナー陣が縦横無尽に走り、相手守備陣を切り裂く。ディフェンスは強力ラインが相手オフェンスラインにプレッシャーをかけて、簡単にプレーをさせない。またキッキングチームも確実にフィールドゴールを蹴りこむキッカー(K)佐伯眞太郎に、50ヤード近い飛距離と絶妙なパントを蹴るパンター(P)小林真大が安定した力をみせる。
一方のノジマ相模原としては、隙のないパナソニック守備陣にQBカート・パランデックのこれまでの5試合で13本のパスタッチダウンを奪ったパス力で先制点を奪って、これまでの対戦とは違って常に試合をリードする展開で、パナソニックをあわてさせる展開に持ち込みたい。それにはディフェンスラインの岡本晃季、小宮洋平、齋川尚之らがいかにパナソニック攻撃陣にプレッシャーをかけ続ける積極的なプレーで最少失点に押さえ込むことが試合のカギを握っている。また桑田、ブレナン翼、山下宗馬といったパナソニックのリターナー陣はゲームのモメンタムを引き戻すビッグプレーをみせるので、警戒が必要だ。
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