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【X1 Super】富士通、9TDの猛攻でIBM下し6戦全勝で1位確定
2024年11月09日(土) 19:46【エンドゾーン最奥のコーナーでパスキャッチする富士通WR神優成 一歩目となる左足の着地と同時にボールを確保してTD ©X LEAGUE】
X1 Superの最終節、富士通フロンティアーズ対IBM BIG BLUEの試合が富士通スタジアム川崎で行われた。リーグ1位の富士通は、9タッチダウンを奪う圧巻の攻撃力を見せ、同8位のIBMに63対14で快勝。レギュラーシーズンを6戦全勝で終え、1位を確定させた。一方、敗れたIBMは8位が決まった。
試合は富士通のサマジー・グラントが84ヤードのキックオフリターンタッチダウンで幕を開け、先制点を奪った。続けてランニングバック(RB)三宅昂輝が82ヤードの独走タッチダウンランを決め、14点のリードを築く。
【パスターゲットを探すIBM BIG BLUE QB政本悠紀(中央) ©X LEAGUE】
勢いに乗る富士通は、ゴール前13ヤードからクオーターバック(QB)高木翼がエンドゾーン左コーナーに走り込んだワイドレシーバー(WR)神優成にパス。神が守備との競り合いを横っ飛びキャッチで制し、第1クオーターで3つ目のタッチダウンが決まった。
第2クオーターに入ると、RB香川将成が3ヤードのタッチダウンランを決めたほか、QB高木が2つ目のタッチダウンパスを成功させる。さらにRB三宅もこの日2つ目のタッチダウンランを加え、得点を積み重ねた。IBMもスチュワート・ローガンが今季3つ目のキックオフリターンタッチダウンで反撃を試みる。
しかし、前半で28点のリードを奪った富士通は、後半でもRB横川豪士がランで2つのタッチダウンを追加。守備陣もIBMの攻撃を無失点に抑え込み圧勝した。なお、両チームは、ライスボウルトーナメント1回戦で再戦する。