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【X1 Area】QB山際陽介が2TDに絡む活躍で有終の美 TRIAXがBULLSに逆転勝ち
2024年11月16日(土) 13:07
X1 Area最終第6節の第1試合は16日、横浜スタジアムで三菱商事Club TRIAXとBULLSフットボールクラブが対戦した。この試合限りで引退するクオーターバック(QB)山際陽介がパスとランで2つのタッチダウンに絡む活躍を見せ、TRIAXが23対14で勝利した。TRIAXはX1 Area昇格後最多となる3勝(3敗)でシーズンを終えた。敗れたBULLSは0勝6敗となった。
BULLSはオープニングのキックオフをリターナーの坂本隼樹が63ヤードリターンして先制タッチダウンをあげた。
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TRIAXは第1クオーター中盤にQB山際からワイドレシーバー(WR)岩佐友広への20ヤードタッチダウンパスで同点に追いつき、その後キッカー(K)河西光のフィールドゴールで逆転した。
シーズン後半にオフェンス力が上がってきたBULLSは第2クオーターの残り18秒にQB高橋空良が今井伸吾に3ヤードのタッチダウンパスをヒットさせて14‐10としてハーフタイムを迎えた。
今季好調のTRIAXはここから地力を発揮する。横浜スタジアムでのこの試合をフットボールからの引退試合と位置づけていた山際が88ヤードを走り切ってタッチダウン。最終的にはこの逆転タッチダウンが決勝点となった。
TRIAXは2本のフィールドゴールを加え、BULLSの後半の攻撃をシャットアウトして勝利をものにした。
最後のポストゲームインタビューに臨んだ山際は「今日は100点に近い出来です。TRIAXでは今日が一番印象に残る試合になりました」と語った。