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【X1 Area】電通が警視庁にリベンジ EASTディビジョン1位で入替戦へ

2024年11月16日(土) 15:50

【ボールを持って走る電通キャタピラーズQBアーロン・エリス(中央)  ©X LEAGUE】

X1 Area最終節第2試合は16日、横浜スタジアムでEASTディビジョンの警視庁イーグルスと電通キャタピラーズが対戦した。第3節は警視庁が勝った顔合わせだったが、この試合は電通が23対15で勝利してリベンジを果たすとともに、5勝1敗でディビジョン1位となった。

電通は11月30日に富士通スタジアム川崎で行われる入替戦で、X1 Super EASTディビジョン4位のオール三菱ライオンズと対戦する。

【警視庁イーグルスRB梅野敬聖  ©X LEAGUE】

試合が大きく動いたのは第4クオーターだった。電通がエンドゾーンを背負って迎えたパントの場面で、スナップがパンターの頭上を大きく超えてエンドゾーン外に出てしまい、警視庁にセーフティが与えられて電通のリードが14‐9となった。

警視庁に流れが傾きかけたが、警視庁クオーターバック(QB)佐和田健悟のパスを電通ディフェンスバック(DB)杉山慶がインターセプト。このターンオーバーで得た攻撃権をQBアーロン・エリスからワイドレシーバー(WR)ラボン・ジョンソンへの61ヤードのパスにつなげてタッチダウンと奪った。

【第3QにTDランを決めた電通RB北村翔(右)  ©X LEAGUE】

さらにキッカー(K)工藤貴大が試合の残り時間1分51秒で33ヤードのフィールドゴールを成功させてほぼ試合を決めた。

警視庁は試合の最後のプレーでQB佐和田からWR桑原陸へのタッチダウンパスを決めたが、時すでに遅しだった。