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【X1 Super-X1 Area入替戦】QB西澤が5TDに絡む活躍でオール三菱が電通に快勝 X1 Super残留

2024年11月30日(土) 14:22

【5TDに絡む活躍を見せたオール三菱ライオンズQB西澤慧介  ©X LEAGUE】

X1 SuperとX1 AreaのEASTディビジョン入替戦は30日、富士通スタジアム川崎でX1 Super EAST4位のオール三菱ライオンズとX1 Area EAST1位の電通キャタピラーズが対戦した。2年前の入替戦と同カードとなったこの試合は、クオーターバック(QB)西澤慧介が4本のタッチダウンパスを成功させる一方で自らのランでもタッチダウンをあげる活躍を見せ、オール三菱が44対17で勝利してX1 Super残留を決めた。

オール三菱は最初の4回のポゼッションのうち3回でタッチダウンを奪う立ち上がりを見せた。西澤は26回の試投中20回のパス成功で、292ヤードをたたき出し、4つのタッチダウンパスをすべて違うターゲットにデリバリーした。

【TDレセプションを喜ぶオール三菱TE長岡大和(右)とWR白井圭  ©X LEAGUE】

電通は西澤がファンブルしたボールをディフェンスライン(DL)國分貴光がリターンタッチダウンするなど、オール三菱のターンオーバーからチャンスをつかんでいった。第2クオーターにはQBアーロン・エリスからワイドレシーバー(WR)ラボン・ジョンソンへの71ヤードパスでタッチダウンするなど、パスの得意なチームらしいオフェンスも展開した。

【電通キャタピラーズQBアーロン・エリス  ©X LEAGUE】

しかし、後半に入ってもオフェンスが好調を維持したオール三菱とは対照的に電通オフェンスがリズムを崩し、フィールドゴールのみの得点に終わった。オール三菱は第4クオーターに3タッチダウンをマークして一気に突き放した。

2年前の対戦では電通が勝ってX1 Superへの昇格を果たしたが、今回はオール三菱が電通の挑戦を跳ね返す形となった。