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【X1 Super週間MVP】オービックQBホリーが2節連続のオフェンスMVP ノジマ相模原のLBレッドワインは2つのピック6で今季初受賞

2025年10月31日(金) 18:00

プレーオフ・ライスボウルトーナメントへの出場権を懸けた戦いが続く第5節。前節までに出場権を手にしていたパナソニック インパルス、オービックシーガルズ、ノジマ相模原ライズに加えて富士通フロンティアーズ、SEKISUIチャレンジャーズ、東京ガスクリエイターズもライスボウルトーナメントへの出場が決定しました。残る枠はふたつです。

こうした戦いを反映してか、Xリーグの解説員の投票によって決定する第5節の週間MVPはすべてライスボウルトーナメント出場チームから選ばれました。オービックのQBピアース・ホリー選手は第4節に続く連続受賞で好調なチームを象徴する存在となっています。ディフェンスでは1試合で2つのピック6(インターセプトリターンタッチダウン)を記録したノジマ相模原のLBフィリップ・レッドワイン選手が今季初めて選ばれました。そして、スペシャルチーム部門とPlay of the WeekはSEKISUIが独占する結果となりました。

<Offensive Player of the Week>
QBピアース・ホリー(オービックシーガルズ)
ホリー選手はエレコム神戸ファイニーズ戦で4タッチダウンパス成功の活躍を見せました。第4節から3試合で計15個のタッチダウンパス成功です。シーズンの個人成績でもホリー選手のパス獲得距離(1,559ヤード)、タッチダウンパス数(18)はダントツ。しかも、被インターセプトはわずかに1という効率の良さで、5戦全勝のチームとともに好調を維持しています。

<Defensive Player of the Week>
LBフィリップ・レッドワイン(ノジマ相模原ライズ)
第4節に続き、ディフェンス部門はノジマ相模原が受賞しました。今回は2つのインターセプトリターンタッチダウンを決めたレッドワイン選手です。レッドワイン選手はオール三菱ライオンズ戦で第1クオーターに19ヤード、第3クオーターには25ヤードのピック6を決めました。今季X1 Superでピック6を決めた選手は5人目で、複数回の記録はレッドワイン選手だけです。

<Special Teams Player of the Week>
K/P 佐藤敏基(SEKISUIチャレンジャーズ)
カナダのプロフットボールリーグ・CFLで活躍した後、今季からXリーグに復帰した佐藤敏基選手。チームがプレーオフ出場を決めた富士フイルム海老名Minerva AFC戦で3つのフィールドゴールを成功させ、トライフォーポイントのキックを合わせるとチームの30得点のうち12点をたたき出しました。フィールドゴールは3本のトライがすべて成功、最長は47ヤードでした。

<Play of the Week>
QBギャレット・サフロンからWRブギー・ナイトへの52ヤードタッチダウンパス(SEKISUIチャレンジャーズ)
対富士フイルム海老名戦のSEKISUIの先制点となったこのプレーはQBサフロン選手からWRナイト選手へのホットラインで生まれました。第1クオーター残り5分52秒でサードダウン8ヤードの場面。右のスロットレシーバーとしてラインアップしていたナイト選手は、カバーするディフェンダーを緩急をつけた動きでかわし、そのまま縦のパスコースをスピードを生かして走り抜けました。それを見たサフロン選手がきれいな放物線を描くパスを投げ、ナイト選手がキャッチするころにはタッチダウンは確実という状況。ナイト選手のスピードとテクニック、サフロン選手とこれまで培ってきたコンビネーションが生んだタッチダウンプレーでした。

関連リンク

<ゲームリポート>
オービックシーガルズがエレコム神戸ファイニーズの追撃振り切り無傷の5連勝
ノジマ相模原が攻守でオール三菱を圧倒 DLレッドワインが2本のピック6
SEKISUIがライスボウルトーナメント進出確定 富士フイルム海老名の粘り及ばず

<動画>(XリーグTV on アメフトライブ by rtvへの登録が必要です)
エレコム神戸ファイニーズ vs. オービックシーガルズ
ノジマ相模原ライズ vs. オール三菱ライオンズ
SEKISUIチャレンジャーズ vs. 富士フイルム海老名Minerva AFC