【X1 Super】オービックがノジマ相模原との無敗対決制して総合2位以上確定

8日に横浜スタジアムで行われたレギュラーシーズン最終節、オービックシーガルズ対ノジマ相模原ライズは、オービックが終盤に試合をひっくり返して27対23の逆転勝利を飾った。オービックは無傷の6連勝でレギュラーシーズンを終え、総合順位2位以上を確定させた。敗れたノジマ相模原は、今季初黒星を喫して4勝1敗1分。

【第4Qに試合を決めるインターセプトを記録するオービックDBジェイソン・スミス（右）　 ©X LEAGUE】

無敗を懸けた頂上決戦は、最後まで息をのむ攻防となった。前半はノジマ相模原がオープニングから2シリーズ連続でタッチダウンを決めて主導権を握るも、オービックも2タッチダウンパスをヒットして互角の勝負を演じた。

【パスキャッチ後にランで距離を稼ぐノジマ相模原WRテイ・カニンガム（右）　 ©X LEAGUE】

一時はノジマ相模原ペースとなったが、オービックは諦めなかった。後半、ノジマ相模原がDLフィリップ・レッドワインのセーフティーでリードを広げ、続くドライブでもQBカート・パランデックとWRテイ・カニンガムのホットラインで9点差。しかしオービックはここから反撃。RB島田隼輔がパワフルなランでタッチダウンを奪うと、終盤にはQBピアース・ホリーがWR佐久間優毅へ46ヤードの逆転タッチダウンパスを通した。残り時間は1分以上あったが、最後はDBジェイソン・スミスがインターセプトして熱戦に終止符。オービックは無傷の6連勝でレギュラーシーズンを締めくくった。