【X1 Area週間MVP】第5節は突出した個人記録に評価 Play of the Weekには50ヤード超のFG
2025年11月21日(金) 18:00X1 Areaは第5節を終了して、CENTRALの胎内DEERSとWESTの名古屋サイクロンズがそれぞれ最終節を待たずにディビジョン1位が確定しました。胎内はEASTディビジョン1位と対戦するX1 Area東日本チャンピオンシップ(12月20日、富士通スタジアム川崎、12:00キックオフ)に出場します。第5節の週間MVPは4部門のうち3つでこの2チームの選手が選ばれました。オフェンスは驚異的なラッシング距離を記録したRB境田貴琉選手(名古屋)、ディフェンスはマルチサックのDL宮崎陸選手(胎内)、スペシャルチームは3つのFGをすべて決めた花岡輝選手(TRIAXIS J-STARS)がそれぞれ選出されました。そして、Play of the Weekには胎内のK青木大介選手が蹴った52ヤードのFGに決まりました。Play of the Weekにフィールドゴールが選ばれるのは珍しく、52ヤードという長距離のキックが評価されました。
<Offensive Player of the Week>
RB境田貴琉 (名古屋サイクロンズ)
境田選手はリードエフォートエールズ戦で、10回のボールキャリーで226ヤードもラッシングヤードを獲得しました。この試合の名古屋オフェンスの総獲得距離(411ヤード)の約55パーセントを占める数字です。タッチダウンこそありませんでしたが、1キャリーあたりの平均獲得距離は22.6ヤードで、ランプレーとしては異例の高い数字をたたき出しました。
<Defensive Player of the Week>
DL宮崎陸(胎内DEERS)
パスラッシュ力には定評のある宮崎選手ですが、警視庁イーグルス戦では2回のQBサックを含む計3つのロスタックル、チーム最多の6タックルで勝利に貢献しました。馬力あるラッシュは健在で、今季初めてサックを記録した試合がマルチサックゲームとなりました。

<Special Teams Player of the Week>
K花岡輝(TRIAXIS J-STARS)
J-STARSはアズワンブラックイーグルスに16対7で勝利して、2位に浮上しました。先制したアズワンに第2クオーターのタッチダウンパスで追いついた後、決勝点と貴重な追加点を挙げたのは花岡選手の3本のフィールドゴールでした。花岡選手は45、25、19ヤードのフィールドゴールをすべて成功させ、トライフォーポイントのキックも合わせると合計10得点で勝利に貢献しました。

<Play of the Week>
K青木大介の52ヤードフィールドゴール(胎内DEERS)
青木選手の52ヤードのフィールドゴールが決まったのは、警視庁戦の第2クオーターの最終プレーでした。前半最後のプレーということで長距離に挑戦できたのでしょうが、52ヤードのフィールドゴールは今季のX1 Areaでは最長のもの。文句なしで今節を代表するプレーとなりました。

関連リンク
<ゲームリポート>
・攻守かみ合う名古屋サイクロンズがリードエフォートエールズを完封して無敗を守る ディビジョン1位が確定
・胎内DEERSが開幕から5連勝 最終節を待たずにCENTRAL1位とチャンピオンシップ進出が確定
・J-STARSが第2Qに逆転してアズワンに勝利 WESTディビジョンで2位に浮上

