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【X1 Super】オービックがRBT1回戦突破、勝負所でディフェンスが強さ発揮
2025年11月23日(日) 16:21
ライスボウルトーナメントの1回戦にあたるクオーターファイナルは、オービックシーガルズ対エレコム神戸ファイニーズ戦が富士通スタジアム川崎で行われた。後半に逆転したオービックは、守備陣も要所で2インターセプトを奪い、10対7で勝利。12月14日のセミファイナルへ駒を進めた。
負ければ終わりの一発勝負。序盤は両軍ディフェンスが粘り強く対応し、スコアレスの均衡が続く。均衡を破ったのはエレコム神戸。第1クオーター終盤、QBデイビッド・ピンデルがショートパスを軸にドライブを組み立て、最後はWR岡田堂生へ3ヤードのタッチダウンパスを通して先制した。
【タックラーをジャンプしてよけるオービックシーガルズTEホールデン・ハフ ©X LEAGUE】
第2Qにオービックが3点を返し、4点を追う展開となった後半。第3QにはQBピアース・ホリーがWR佐久間優毅へ35ヤードのロングパスを通して好機を演出。最後は、本来DBのジェイソン・スミスがQB位置に入り、中央を突く3ヤードTDランで試合をひっくり返した。
【オービックQBピアース・ホリーをタックルするエレコム神戸LBコルビー・キャンベル(右) ©X LEAGUE】
終盤は守備陣が勝負を決めた。DB坊農賢吾が鋭い読みでインターセプトを奪うと、DL樋口尚行もLB髙橋悟のチップを好反応でキャッチ。2本のターンオーバーでエレコムの反撃を封じ、オービックが一発勝負を制した。
