【X1 Super】東京ガスクリエイターズが下剋上 タイブレーク制してSEKISUIチャレンジャーズを撃破

ライスボウルトーナメントクオーターファイナル、SEKISUIチャレンジャーズと東京ガスクリエイターズが万博記念競技場で激突。決着はタイブレークの末、総合6位の東京ガスが同3位SEKISUIを16対13（第4クオーター終了時は13‐13）で破り、下剋上でセミファイナルへ駒を進めた。

【タイブレークで決勝のFGを決める東京ガスK高橋寛太（中央）　 ©X LEAGUE】

試合は序盤から互いの守備が粘り、前半はフィールドゴールの応酬。東京ガスが6対3とリードして折り返す。東京ガスは第3Q終盤、QB谷口雄仁がWR三輪颯太へ3ヤードタッチダウンパスを通して突き放す。しかしSEKISUIもWRブギー・ナイトへの42ヤードのロングパスで一気に敵陣へ。最後はQBギャレット・サフロンが4ヤードタッチダウンランを決めて3点差に迫り、試合終了まで2分を切ったところでは、K佐藤敏基が42ヤードフィールゴールを沈めて試合を延長へ持ち込んだ。

【ボールを持って走るSEKISUI QBギャレット・サフロン（中央）　 ©X LEAGUE】
タイブレークでは先攻SEKISUIの30ヤードFGがブロック。後攻の東京ガスも48ヤードフィールドゴールが失敗したが、SEKISUIの反則で5ヤード前進。すると、K高橋寛太が仕切り直しの43ヤードの決勝フィールドゴールを正確に決め、激闘に終止符を打った。