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観戦のミカタ:「タイムアウトの使い方」タイムアウトは試合の流れを変えることができる

2020年08月12日(水) 23:14

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観戦のミカタは、よりアメフトを知っていただこうとイベントにてご質問があった内容を共有させていただくコーナーです。アメフトのルールは複雑と思われがちですが、一度覚えてしまえば非常に分かりやすく面白いスポーツです。アメフトに詳しくなり更に興味を持つキッカケになればと願っております。

タイムアウトの使い方

アメリカンフットボールは数あるスポーツの中でも特に「時間」の使い方が重要なスポーツである。そんな中、時間をいわば強制的に管理する「タイムアウト」は、試合の流れを変えることができる大きな存在である。今回はそんなタイムアウトについて解説しようと思う。

●タイムアウトの種類

タイムアウトには大きく分けて2つのタイムアウトがある。

1. チームタイムアウト
チームが戦術の一つとして使用するタイムアウト。

2. レフェリータイムアウト
主に負傷した選手が、フィールド外に移動するために用いられるタイムアウト。
試合の時間を掲示するクロックの調整や、夏場には水分補給などにも用いられる。

●チームタイムアウトのルール

・回数
各チーム、前半と後半にそれぞれ3回ずつのチームタイムアウトを取ることができる。
・タイムアウトの時間
1回のタイムアウトは1分。

●チームタイムアウトを使うメリット

ここでは戦術面に大きく関わるチームタイムアウトについて解説しようと思う。

1. 時間を止める(4Qでの活用)
アメフトは、4回のダウン(攻撃)の中で、10ヤード進むことが出来れば、更新することができる。しかしながら、もしも更新できなかった場合、攻守交代となる。これを踏まえた上で、負けているチームは、守備に費やす試合時間を減らし、逆転する攻撃の時間を長く取りたい。こういった試合時間が流れる場合に、時間を止めるために使うのがチームタイムアウトの基本である。
 
例としては、相手攻撃の3回のダウンにおいて、連続で敵の前進を阻止し、その上でタイムアウトをとるなどの方法がある。
 
2. 作戦会議
・アジャスト
試合中、攻守関係なく自分たちの知らない、相手のプレーやフォーメーションなどが見られることがある。こういった場合には、コーチや別の選手と話し合い、どのように対処するか話し合う必要がある。それをアジャストメントと呼ぶ。特に高校や大学などの学生においてはこのタイムアウトの取り方をすることが多い。

・ノーハドルオフェンスへの抑止
オフェンスのプレー方法の一つに、ノーハドルオフェンスというものがある。通常は、プレーの間に、休憩や次のプレーを決めるハドルを組む。しかしノーハドルオフェンスは、プレーの順番を事前に記憶する、またはセットしてからQBやコーチが指示をすることで、即座にプレーする攻撃方法である。これは文字通り、すぐにプレーをするため、守備側にアジャストする時間を与えない攻撃方法である。このテンポを止めたり、守備がアジャストする時間を作るために、タイムアウトをとることがある。

3.心理戦(例外)
・FGのプレッシャー
得点差が僅差である試合の場合、フィールドゴールによってその点差を逆転、あるいはより開くことが出来る。この場合、キッカーがプレッシャーによってキックを外すこともありうる。キックのフォーメーションにつき、スナップがされそうな時に、タイムアウトをとることで、相手のキッカーのタイミングや、精神にプレッシャーをかけることができる。

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