パナソニック荒木監督「是が非でも日本一を取りに行きます」
2021年12月15日(水) 17:00
逆転勝ちでアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第75回ライスボウル（2022年1月3日東京ドーム）進出を決めたパナソニック インパルスの荒木延祥監督（上段写真右：ライスボウルプレスカンファレンスより 左は小西俊樹主将）は試合後のハドルで「次の試合で勝たんと意味が無い。全力を出し尽くそう」とハッパをかけた。
IBM BIG BLUEとのセミファイナルでは前半を24-24の同点で折り返す。第3クオーターには勝ち越しのタッチダウンを許したが、最終クオーターで同点、逆転のタッチダウンを奪い、勝利をもぎ取った。
「点の取り合いになることは少し予想していたが、そういう展開にはしたくなかった。IBMのクオーターバック（QB）政本（悠紀）選手、レシーバー陣の凄い集中力には驚かされた。彼らを讃えたい。IBMはうちのランプレーを止めるディフェンスを敷いていたので、後半はパスを中心としたオフェンスに切り替えた。第３クオーターに残り１ヤードでタッチダウンがとれなかったのは悔やまれるが、とり返せると思っていた。QBアンソニー・ロウレンスが落ち着いてパッシングオフェンスを支えてくれたことが大きい。昨年はコロナの影響があり来日が遅れたが、今年は春からコンビネーションを図り、精度の高いプレーをしてくれている」と勝ち越しを演出したパッシングユニットを絶賛した。
「ここまで全勝で来られたのもオフェンスライン（OL）の小西俊樹主将（下段写真）が愚直に日々のトレーニング、ミーティングに取り組み、選手に意識づけをしてチームを引っ張ってくれたのが大きい」とも語る。
日本一を決めるライスボウルまであと3週間。相手は過去5回優勝の富士通フロンティアーズだ。「３週間で負傷者も戻ってくる予定。全員そろった状態で、是が非でも日本一を取りに行きます」と決意を新たにした。
●関連リンク
＜見逃し配信＞（XリーグTV Powered By イレブンスポーツへの登録が必要です)
富士通フロンティアーズ vs オービックシーガルズ
https://xleaguetv.elevensports.jp/video/6142
＜ゲームリポート＞
富士通がオービックとの死闘を制す 来月3日のライスボウルでパナソニックと頂上決戦
https://xleague.jp/news/26532
＜ニュース＞
パナソニックと富士通がお互いに警戒 第75回ライスボウルプレスカンファレンス
https://xleague.jp/news/26577
