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【X1 Super】IBMのQB政本、開幕戦の自己評価は「70点」も「体調は完ぺき」

2022年09月14日(水) 16:55


IBM BIG BLUEは、新戦力とエースが融合して胎内ディアーズとの開幕戦に35対10で勝利した。開幕白星発進で、クオーターバック(QB)政本悠紀(上段写真)もホッと胸をなでおろした。

今季のX1 Superで開幕節で外国籍QBが先発したのは12チーム中8チーム。ディアーズのQB加藤翔平とは、昨今のX1 Superでは珍しくなった日本人QB対決だった。IBMの左腕司令塔にとって、ディアーズの元日本代表QBは「決めどころをしっかり決めてくるのでリスペクトしている。うちのチームにとっては脅威」と一目置く存在。ディアーズについても「たとえ勝っていても後半に盛り返してくるチーム。最後まで気を抜けないので、ある意味一番怖いゲーム」と警戒していた。それでも、「勝ち切れたのは、結果として良かった」と難敵相手の白星に安堵の表情を浮かべた。

IBMオフェンスを見事なクオーターバッキングでけん引した政本は、2本のタッチダウンパスに加えて、要所で自慢の足を披露。モバイルQBとしての存在感を存分に見せつけて勝利に貢献した。自身の状態について、「体の調子は完ぺき」と万全をアピール。その一方で、「今日の出来は70点。ゲームメイクがまだまだできる。自分のやりたいリズムでプレーしていきたい」とパフォーマンスについては辛口採点だった。


IBMはランニングバック(RB)ジュレル・プレスリーが1タッチダウン、ディフェンスバック(DB)岸野友哉が1インターセプト、ディフェンスライン(DL)島野純三(下段写真)も1サックと新加入の選手が躍動。ケビン・クラフトヘッドコーチも「多大な貢献をした」と新戦力の活躍に目を細めていた。

シーズン初戦からエースが躍動して、ニューカマーもチームに溶け込んでいるIBM。昨季は引き分けスタートだったが今季は白星スタートを切り、昨年とは一味違うチームになったことを印象付けた開幕戦だった。

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