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存在感際立つパナソニックWRアルフォンゾ・オヌワー

2022年10月12日(水) 12:00

パナソニック インパルスはアサヒビールシルバースターに68-0と圧勝して開幕3連勝。その原動力となったのが、エレコム神戸ファイニーズから移籍してきたワイドレシーバー(WR)アルフォンゾ・オヌワーだ。

第1クオーター、オフェンスのファーストプレーで新加入の長身クオーターバック(QB)ジェイロン・ヘンダーソンからの13ヤードパスをキャッチしてファーストダウンを更新。さらに4プレー目で左サイドエンドゾーンに走りこんでジャストタイミングのタッチダウンレシーブで先制点をマーク。第1クオーター終了間際には、QBヘンダーソンから48ヤードのロングパスをキャッチしてこの試合2つ目のタッチダウンレシーブで加点し、アサヒビールの勢いを削いだ。トータルでは5回のレシーブで106ヤード(1キャッチ平均21.2ヤード)を獲得、2タッチダウンの荒稼ぎだった。

「良いゲームプランで練習の成果が出せた。オフェンスの信頼関係は出来ているからね。なかでもQBヘンダーソンとはアメリカで同じエリアに住んでいたし、共通の友達がいる。彼とのコンビネーションは全く問題ない。アイコンタクトでプレーがわかる。まるで兄弟みたいだし、性格も似ている。それにシェアハウスで一緒に住んでいるしね」とオヌワーは話す。

そのオヌワーに対してパナソニックの荒木延祥監督は「走り方が上手く、フットボールインテリジェンスをわかっている。ただブロックがいまひとつだったので練習するように言ったら頑張ってやってくれている」と高く評価する。

これについてオヌワー自身は「荒木さんは良い監督だから、彼の指摘を聞いて言われたとおり練習をしている。インパルスは選手同士が互いにリスペクトしている。それにチームが自信を持って試合に臨んでいる。ひとつひとつ成長して強いチームになっていきたい。そして日本一になりたい」という。

最後に「インパルスが勝つことが一番。そのために僕はボールがきたらタッチダウンを取ることを目指します」と力強く宣言、実に頼もしい新戦力である。

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