無敗キープするIBMの強さの秘訣は強靭なメンタル

IBM BIG BLUE は、第3節にノジマ相模原と対戦し、7度もリードが入れ替わるタフなゲームを制した。これで開幕から無傷の3連勝。好調なチームの裏には、強靭なメンタルの強さが隠されていた。

第3クオーターまで同点だった第2節のオール三菱ライオンズ戦に続き、ノジマ相模原戦も前半を1点ビハインドで折り返す厳しい展開だったIBM。それでもケビン・クラフトヘッドコーチ（上段写真左）（HC）は「こういった試合はチームが上昇するにはとても重要だ」と、2試合連続で接戦をものにしたチームに手ごたえを感じている。

試合後のインタビューで指揮官の口を何度も突いたのが「メンタル」というワード。ハーフタイムには「前半と違うメンタルを持て」と後半に新たな気持ちで挑むことを伝え、勝負の最終クオーターでは「メンタルを準備して、強いメンタルを持つように」と選手たちにメッセージを送った。指揮官の檄は自軍の選手たちにしっかりと通じ、ランニングバック（RB）ジュレル・プレスリー（下段写真）が決勝タッチダウンにつなげた。

折り返しとなったレギュラーシーズンは残り2試合。その先のポストシーズンも含めて、ここからは実力以上に気持ちが重要になってくる。IBMは、次節がアサヒビールシルバースター戦、最終節に難敵パナソニック インパルス戦が控えている。いずれも厳しい戦いが予想されるが、クラフトHCは「両方とも強いチーム。エキサイティングでチャレンジな試合になる」と心待ちにしていた。鋼のメンタルを手にしたIBMの今後の戦いも楽しみだ。

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・IBM、リードが7度も変わる実力伯仲の戦い制して無傷の3連勝
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