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【X1 Area週間MVP】第4節は好調アズワンが3部門独占 スペシャルチーム部門では初のユニットとしての受賞

2022年10月21日(金) 18:00

レギュラーシーズンの折り返しにあたる第4節を終えたX1 Area。いよいよ上位陣同士の直接対決が始まり、見逃せない試合が続きます。
第4節の週間MVP4部門はいずれも好調なチームからの選出となりました。しかも3連勝中で現在3位のアズワンブラックイーグルスは守備、スペシャルチーム、Play of the Weekの3部門を独占。とくにスペシャルチームでは、個人選手ではなくユニット全体の好パフォーマンスが高く評価されました。週間MVPをユニットが受賞するのは初めてです。

オフェンス部門はPentaOceanパイレーツの新人ランニングバック(RB)柴田健人選手が初受賞。今年はX1 AreaもSuperも新人選手の受賞が目立ちますが、柴田選手もその例に漏れず、ルーキーながらチームの中心戦力として活躍しています。

<Offensive Player of the Week>
RB 柴田健人(PentaOceanパイレーツ)
今シーズンのパイレーツの試合を見たことがある方ならディフェンダーを跳ね飛ばしてラッシュする背番号3の姿が印象に残っていることでしょう。それほどインパクトのある活躍を新人の柴田選手は続けています。第4節の富士フイルムミネルヴァAFC戦では14回のボールキャリーで103ヤードラッシュ、1タッチダウンを記録。パワフルな中央突破は早くも柴田選手のトレードマークとなりつつあります。

そして、柴田選手はここまで327ヤードラッシュ(3タッチダウン)でX1 Areaのリーディングラッシャー。今季のオールX1 Areaの最優秀新人選手の有力候補です。

<Defensive Player of the Week>
LB 水田貴之(アズワンブラックイーグルス)
中京大学出身の32歳のベテランである水田選手は第4節の三菱商事Club TRIAX戦で両チーム最多の6.5タックルを記録。そのうち一つがロスタックルでした。シーズンを通じても16.5回のタックルでX1 Area5番目の多さです。経験値がフィールド上のパフォーマンスをポジティブに支えているいい例が水田選手だということができるでしょう。


<Special Teams Player of the Week>
アズワンブラックイーグルススペシャルチームユニット
週間MVPは本来活躍の目覚ましかった個人選手を表彰するものですが、第4節のアズワンのスペシャルチームユニットのビッグプレーは前例のない「ユニット表彰」に十分に値するものでした。まず、第1クオーター終盤にTRIAXのフィールドゴールトライをブロック。弾かれたボールを大橋陸選手が拾って80ヤードリターンしての先制タッチダウン。そして、その次のTRIAXのポゼッションでは敵陣33ヤードでのパントを比留間正純選手がブロック。そのボールを笹元也選手がゴール前1ヤードまで運んで、田中萌選手の1ヤードタッチダウンランのおぜん立てをしました。この2シリーズ連続のスペシャルチームによるビッグプレーが今節のスペシャルチーム部門賞です。

<Play of the Week>
アズワン中村大輝選手のFGブロックから大橋陸選手の80ヤードリターンTD
アズワンの対TRIAX戦で先制点を生み出したビッグプレーです。TRIAXのキッカー(K)村上綱亮選手による21ヤードのフィールドゴールトライを右サイドから鋭くラッシュをかけたディフェンスライン(DL)中村大輝選手がブロック。転々とするボールをディフェンスバック(DB)大橋陸選手がリカバーし、そのままエンドゾーンへまっしぐら。映像を見ると味方のブロッカーをどんどん引き離す大橋選手のスピードが際立ちます。今季好調のアズワンの勢いを象徴するようなタッチダウンプレーでした。

関連リンク

<ゲームリポート>
PentaOceanパイレーツがバランスアタックで富士フイルムに逆転勝ち 次節電通と全勝対決へ
・後半の波状攻撃でアズワンがTRIAXを撃破 今季3勝目で昇格戦を視野に

<動画>(XリーグTV Powered By イレブンスポーツへの登録が必要です)
PentaOceanパイレーツ vs 富士フイルムミネルヴァAFC
アズワンブラックイーグルス vs 三菱商事 Club TRIAX