ニュース

【Frontiers’ Road to Rice Bowl 77 vol. 5】エースQB高木翼が欠場の最終節 野沢研が3TDパスの活躍

2024年01月01日(月) 14:00

【秋季リーグ戦で初先発出場を果たしたQB野沢研  ©X LEAGUE】

【第5節 富士通フロンティアーズ 43-7 IBM BIG BLUE】
Division Bの1位を懸けたIBMとの最終節は意外なほど大差がついて決着した。ディフェンスはディフェンスバック(DB)高口宏起とラインバッカー(LB)山田敦也がそれぞれインターセプトを記録し、ディフェンスライン(DL)の宮川泰介は1サックを含む2回のロスタックルと大暴れした。IBMの政本悠紀とビクター・ビラモンテスのツインクオーターバック(QB)のパスを計138ヤード、1タッチダウンに封じる堅牢な守りだった。

この試合ではQB高木翼が欠場し、野沢研が先発出場を果たした。秋季リーグ戦では初のスターター出場である。IBMとの全勝対決という大一番で重責を担った野沢は、ふたを開けてみれば試合開始から4つのポゼッションをすべてタッチダウンドライブで終了する活躍。しかも、最初の3つは自らのタッチダウンパスだった。

【1インターセプトを記録したLB山田敦也  ©X LEAGUE】

もっとも、第2クオーター終盤から第3クオーター終了まで3つの攻撃シリーズすべてでインターセプトを喫して、第3クオーターに得点ができなかったという反省点は残った。20回の試投でパス失敗は4回しかなかったが、そのうち3つがピックオフとなり、極端な内容だった。

チームにとって収穫だったのはエースQB高木が不在でも富士通らしいオフェンスがしっかりと組み立てられたことだ。山本洋HCも「(インターセプトを除けば)ほぼゲームプラン通り」という納得のパフォーマンスだった。

関連リンク

<ライスボウル情報>
・ライスボウル特設ページ:https://xleague.jp/feature/ricebowl77
・チケット購入:https://xleague.tstar.jp/
<ニュース>
【ライスボウル見どころ】3連覇狙う富士通と8年ぶり5度目の日本一目指すパナソニック 3年連続同一カードの頂上決戦は日本人QB対決に注目
<動画>
・XリーグTV on アメフトライブ by rtv(有料会員登録が必要です)
https://live.amefootlive.jp/videos/e84bea75-77e1-4538-9a98-1851094f260d