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【Frontiers’ Road to Rice Bowl 77 vol. 7】先発復帰のQB高木が勝利の雄叫び オービックとの激戦制してライスボウルへ

2024年01月02日(火) 14:00

【3試合ぶりに先発復帰したQB高木翼  ©X LEAGUE】

【RBT SF 富士通フロンティアーズ 24-17 オービックシーガルズ】
クオーターバック(QB)高木翼が雄叫びをあげた。第4クオーター残り2分17秒でランニングバック(RB)トラショーン・ニクソンが16ヤードランでエンドゾーンに飛び込み、決勝タッチダウンをあげた瞬間だ。3試合ぶりに先発復帰した高木がチームメートの待つサイドラインに向かって、両手のこぶしを握り締め、体全体から声を絞り出すように吠えた。

ライスボウル出場チームを決定するセミファイナルはオービックとの対戦となった。過去に何度も社会人王座を懸けて死闘を繰り広げてきたライバル同士の試合は予想通りに展開が二転三転する好勝負となった。

オービックがQBタイラー・クルカからワイドレシーバー(WR)西村有斗へのタッチダウンパスで先制すれば、富士通がWRサマジー・グラントの1ヤードタッチダウンランで同点に追いつく。キッカー(K)納所幸司の41ヤードフィールドゴールで富士通がリードを奪えば、オービックはK髙坂將太が50ヤードのフィールドゴールを決めてゲームを振り出しに戻す。グラントが見事なダイビングキャッチでタッチダウンを決めた後には、オービックの主将でRBの李卓が気迫のこもったランプレーでエンドゾーンを攻め落とす。

【第3Qに見事なダイビングキャッチでTDを決めるWRサマジー・グラント  ©X LEAGUE】

まるでお互いの実力を誇示するかのように攻めては追いつく展開。実に富士通とオービックの対戦らしい試合だった。

そして迎えた第4クオーター残り6分39秒で自陣45ヤードから始まった富士通の攻撃。李の同点タッチダウンランで勢いに乗るオービックはディフェンスが奮起する。セカンドダウンでニクソンのランを2ヤード後退させ、続くサードダウン6ヤードの場面ではディフェンスライン(DL)山田琳太郎がQB高木をサックして10ヤードのロスとする。

【第4Q残り2分17秒、RBトラショーン・ニクソンによる決勝TD  ©X LEAGUE】

オービックが完全にモメンタムを掌握したかと思われたが、ここでディフェンスが痛恨のアンスポーツマンライクコンダクトの反則を犯してしまう。オートマチックファーストダウンでオフェンスを継続することになった富士通は、ニクソンのファンブルをWR松井理己がリカバーするプレーもあり、最後はXリーグMVPのニクソンが決勝点をあげた。普段は冷静沈着な高木が気持ちを爆発させるほどの劇的な勝利で、富士通は3年連続の8回目のライスボウル出場を決め、3連覇まであと1勝と迫ったのである。

関連リンク

<ライスボウル情報>
・ライスボウル特設ページ:https://xleague.jp/feature/ricebowl77
・チケット購入:https://xleague.tstar.jp/
<ニュース>
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<動画>
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