【X1 Super第6節の見どころ】オービック vs エレコム神戸、トップ3を狙う激戦の行方は？

【オービックシーガルズRB李卓　 ©X LEAGUE】

X1 Superの第6節、オービックシーガルズとエレコム神戸ファイニーズの一戦が10日に第一カッターフィールド（秋津サッカー場）で行われる。ともにトップ3を狙える位置にいるだけに、熱のこもった戦いとなりそうだ。

リーグ3位につけるオービックは、ここまで4勝1敗。第3節で黒星を喫してからは連勝と、再び勢いを取り戻した。その原動力となっているのは、クオーターバック（QB）タイラー・クルカ。来日2年目の司令塔は、5試合で14タッチダウンパスに対し、インターセプトがわずか2と安定感抜群だ。さらにオービックにとって大きいのは、主将のランニングバック（RB）李卓の調子が戻ってきたこと。前節では持ち味のパワーとスピードを兼備した走りが復活し、今節も期待が高まる。守備では、リーグのサックリーダー（5.0）ディフェンスライン（DL）板敷勁至のラッシュに注目だ。

【体格を生かしたプレーをするエレコム神戸ファイニーズWR近藤天晴（右）　 ©X LEAGUE】

一方、3勝2敗で5位につけるエレコム神戸も連勝中と波に乗って最終節を迎える。前節は、QBデイビッド・ピンデルがパス13回中12回成功、238ヤード、3タッチダウンとほぼ完ぺきに近い内容だった。ターゲットには内田大喜、マローン・マタエレなど多士済々だ。中でも、身長187センチ、86キロとサイズに恵まれた近藤天晴は、前節で4回捕球114ヤード、1タッチダウンと抜群の相性を見せた。小椋拓海、助川左門などビッグプレーメーカーがそろうオービック守備陣との対決は見ごたえ十分だ。

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