【X1 Super第6節の見どころ】死守か、初勝利か OrientalBioとオール三菱が互いの意地をかけて激突

【パスを投げるOrientalBioシルバースターQB安藤和馬　 ©X LEAGUE】

X1 Superの第6節、OrientalBioシルバースター対オール三菱ライオンズの一戦が10日に横浜スタジアムで行われる。OrientalBioはCENTRALディビジョン3位を死守、オール三菱は今季初勝利と互いの執念がぶつかる熱戦となりそうだ。

現在1勝4敗、勝ち点3のOrientalBioはディビジョン3位をキープし入替戦戦回避を狙う立場。同ディビジョン4位の富士フイルム海老名Minerva AFCとは勝ち点差が2で、引き分け以上ならば3位を死守できる。攻撃では、ベテランの安藤和馬と新加入のダリウス・サンプルをクオーターバック（QB）で併用。まだ結果を出し切れていないものの、最終節での奮起が求められる。守備では、前節のオービックシーガルズ戦でファンブルを誘発したような序盤からの積極的なプレッシャーで流れを掴みたい。特に、ディフェンスライン陣のラッシュが試合のカギを握るだろう。

【オール三菱ライオンズQB西澤慧介　 ©X LEAGUE】

一方、5連敗中のオール三菱は今季初勝利を目指し、入替戦に向けて弾みをつけたい。ここまで4試合中3試合で無得点に終わっているため、攻撃陣の立て直しが急務だ。主将のランニングバック（RB）中野哲也を軸に、ラン攻撃でボールコントロールオフェンスを展開し、接戦に持ち込む戦略が鍵となる。また、守備では、開幕から2試合連続でインターセプトを決めたディフェンスバック（DB）強力幹央のビッグプレーに期待がかかる。

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