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「誰もが安心してアメフト観戦のできる社会に」センサリールームの試合会場設置を今年も実施 

2025年10月07日(火) 15:00

9月28日(日)に富士通スタジアム川崎で開催されたX1 Super第3節の「川崎ダービー」、富士通フロンティアーズ対OrientalBioシルバースターの試合で、スタジアム内に「センサリールーム」を特別設置しました。

センサリールームとは、⼤きな⾳や強い光、⼈混みが苦⼿な⼦どもたちでも、安⼼して観戦できるよう遮⾳等の⼯夫が施された特別観戦室です。Xリーグの公式戦では昨年に続き、2度目の設置です。発達障がい等に伴う「感覚過敏の特性」のある⼩学⽣とそのご家族3組10名にセンサリールームで試合観戦を楽しんでいただきました。

【センサリールームで試合を観戦する参加者】

【感覚刺激玩具で遊ぶ子どもたち】

当日は、選手やマスコットがセンサリールームにサプライズ訪問。子どもたちはハイタッチしたり、写真を撮ったりしながら大はしゃぎでした。

【富士通フロンティアーズのマスコット「フロンティー」(左)とふれあう子どもたち(注:一部画像を加工しています】

参加者は家族で楽しそうに会話しながら観戦をそれぞれに楽しんでいました。参加者の子どもからは「またセンサリールームで、スポーツ観戦したい!」「選手が来てくれてうれしかった」、保護者の方からは「このような体験がなければスポーツを見ることはできなかったので、嬉しかったです」と感想をいただきました。

今後もXリーグでは、「障がいのあるなしにかかわらず、誰もが安心してスポーツを楽しめる社会の実現」を目指し、様々な機会を作っていきたいと思います。