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【X1 Area週間MVP】3TDパス成功の電通QB奥野耕世が初受賞 新人RB落合(胎内)が選出される一方で30代のDB栗山(TRIAX)と芦田(J-STAR)が奮闘

2025年11月07日(金) 18:00

X1 Area後半戦の幕開けとなる第4節は警視庁イーグルスがPentaOceanパイレーツに敗れて今季初黒星を喫し、電通キャタピラーズがSAITAMA BULLSフットボールクラブに勝利したため、両チームがEASTディビジョンの同率首位となりました。残り2節でディビジョン1位とX1 Area東日本チャンピオンシップ(12月20日 富士通スタジアム川崎)出場権を争います。CENTRALは胎内が順調に開幕4連勝となって、ディビジョン1位と東日本チャンピオンシップ進出に王手をかけました。WESTでは名古屋サイクロンズが無敗を守り、第3節に獲得したディビジョン首位の座を維持しています。

<Offensive Player of the Week>
QB奥野耕世 (電通キャタピラーズ)
今季から電通のエースQBとして活躍する奥野選手はSAITAMA BULLS戦で3つのタッチダウンパスを成功させる好パフォーマンスを見せました。しかも、WRラボン・ジョンソン、南賢人、小貫哲の各選手にそれぞれ12、37、62ヤードのパスを投げ分けました。チームの副将を務めるだけあって、フィールド上でのリーダーシップも板についてきた感があり、首位争いが激化する終盤戦にも大きな期待がかかります。

<Defensive Player of the Week>
DB栗山尚也(Club TRIAX調布)
TRIAXの今季2勝目は品川CC ブルザイズとの接戦を勝ちとったものでした。第3クオーターまで相手を完封したディフェンスで最多タックル数を決めたのが31歳の栗山選手でした。パスディフェンスでもインターセプトとパスディフェンスを1回ずつ記録し、ベテランらしい働きを見せました。

<Special Teams Player of the Week>
KR芦田龍居(TRIAXIS J-STAR)
名古屋サイクロンズとの無敗対決は名古屋に軍配が上がりましたが、終盤に粘りを見せたJ-STARSで光ったのが33歳のベテラン芦田選手のキックオフリターンでした。4回のリターンで平均24.5ヤードの陣地を回復。最後のリターンでは23ヤードで自陣38ヤードまでボールを戻し、J-STARSのタッチダウンドライブをサポートしました。

<Play of the Week>
RB落合駿成の73ヤードTDラン(胎内DEERS)
第4節のBLUE THUNDERS戦は、胎内DEERSの本拠地・新潟県胎内市で開催される初の秋季リーグ戦でした。RB落合選手の独走タッチダウンランが生まれたのは第3クオーターの最終プレー、BLUE THUNDERSのフォースダウンギャンブルが失敗に終わった直後のことでした。QBからのピッチでボールを受けた落合選手は、スクリメージラインを抜けるとまず1人目のディフェンダーを文字通りなぎ倒し、2つ目のタックルを脚に受けるもこれをかわし、最後のディフェンダーに腰をつかまれながらもスピードで振り切ってエンドゾーンに飛び込みました。

関連リンク

<ゲームリポート>
QB奥野耕世が3TDパス 電通キャタピラーズがSAITAMA BULLSを破って3勝目
Club TRIAX調布が2つのタッチダウンランで2連勝
名古屋が3連勝で首位堅持 4つのTDランでJ-STARSとの地上戦を制する
胎内DEERSが地元新潟県胎内市で初の秋季リーグ戦で快勝 今季4勝目

<動画>(XリーグTV on アメフトライブ by rtvへの登録が必要です)
電通キャタピラーズ vs. SAITAMA BULLSフットボールクラブ
品川CC ブルザイズ vs. Club TRIAX 調布
名古屋サイクロンズ vs. TRIAXIS J-STARS
胎内DEERS vs. BLUE THUNDERS