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【X1 Super週間MVP】熱戦に続く熱戦の最終節 週間MVPはSEKISUIチャレンジャーズが3部門制覇

2025年11月14日(金) 18:00

X1 Superのレギュラーシーズンを締めくくる第6節は各地で熱戦が広げられました。プレーオフ・ライスボウルトーナメント出場権を懸けた戦いや最終順位を争う試合は白熱し、6試合中5試合が7点差以内で決着する大接戦でした。逆転に次ぐ逆転で残り時間数秒までもつれ込んだ試合もあり、多くの名勝負が生まれました。

Xリーグの解説員が投票で選ぶ週間MVPもこうした激戦の中から選手が選ばれています。富士通フロンティアーズを相手に劇的な逆転勝利を飾ったSEKISUIチャレンジャーズが4部門中オフェンス、スペシャルチーム、Play of the Weekの3つを占める快挙。残るディフェンス部門はオール三菱ライオンズのDB強力幹央選手が受賞しました。

<Offensive Player of the Week>
QBブギー・ナイト(SEKISUIチャレンジャーズ)
今季のX1 Superのレギュラーシーズン最後の試合となった富士通対SEKISUI戦で、SEKISUIのブギー・ナイト選手は11回のパスキャッチで、215ヤードという驚異的な距離を稼ぎました。タッチダウンパスキャッチ数は、残り9秒での逆転タッチダウンパスを含む計3つ。ナイト選手は第5節終了時点でレシービング距離の個人記録で4位でしたが、この試合で一気に1位に躍り出て今季のリーディングレシーバー(629ヤード)になりました。

<Defensive Player of the Week>
DB強力幹央(オール三菱ライオンズ)
オール三菱は最終節でエレコム神戸ファイニーズと対戦しました。勝ったほうがライスボウルトーナメントに進出するという重要な一戦で、最後までエレコム神戸を苦しめました。惜敗したものの、ディフェンス陣の奮起は来季につながるポジティブなものでした。通常、ディフェンス部門の週間MVPが敗戦チームから選ばれることは少ないのですが、DB強力選手は10.5回ものタックルを決め、得意のパス守備ではパスカットも披露しています。文句なしの活躍での受賞です。

<Special Teams Player of the Week>
K/P 佐藤敏基(SEKISUIチャレンジャーズ)
前節に引き続き、佐藤選手が受賞。前節はキッカーとしての活躍が評価されましたが、今節はパンターとしてSEKISUIの勝利に貢献しました。パント機会は3回とそれほど多くはありませんでしたが、平均飛距離は40ヤードを超え、敵陣20ヤード以内に蹴りこむ「インサイド20」も1回記録しました。

<Play of the Week>
QBギャレット・サフロンからWRブギー・ナイトへの20ヤード逆転・決勝タッチダウンパス(SEKISUIチャレンジャーズ)
QBサフロン選手とWRナイト選手のコンビも2節連続でPlay of the Weekに選ばれました。富士通とSEKISUIの名勝負は、試合時間残り57秒で富士通のQB 髙木翼選手からWRサマジー・グラント選手へのタッチダウンパスが決まって富士通が32対28とリードしました。しかし、SEKISUIは自陣26ヤードからのオフェンスで、タイムアウトを使ってクロックを止めながらパスとQBサフロン選手自身のランで着実に前進。そして、このドライブを締めくくったのがこのパスでした。右サイドライン際を縦に上がったナイト選手は、エンドゾーン内でディフェンダーと競り合いながらジャンプしてボールをキャッチ。倒れこみながらも足はしっかりとエンドゾーン内に残し、決勝のタッチダウンとなりました。

関連リンク

<ゲームリポート>
SEKISUIが残り9秒で逆転TD! 富士通下して総合3位でポストシーズンへ
エレコム神戸がRBT切符ゲット! オール三菱との接戦制す

<動画>(XリーグTV on アメフトライブ by rtvへの登録が必要です)
富士通フロンティアーズ vs. SEKISUIチャレンジャーズ
オール三菱ライオンズ vs. エレコム神戸ファイニーズ