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【X1 Super週間MVP】4部門すべてが大接戦の3試合から選出 決勝点、先制点、インパクトあるビッグプレーが受賞

2022年10月14日(金) 19:00

X1 Super第3節は6試合のうち半数にあたる3試合が1タッチダウン差以内で決着し、そのいずれもが第4クオーターまでハラハラドキドキのシーソーゲームでした。必然的に今節の週間MVPもこの3試合からの選出となりました。

オフェンスの週間MVPはIBM BIG BLUEのランニングバック(RB)ジュレル・プレスリー選手。ノジマ相模原ライズとの試合で決勝スコアを含む2つのラッシングタッチダウンとパスキャッチによるタッチダウンを決めました。ディフェンス部門は東京ガスクリエイターズのラインバッカー(LB)赤倉航希選手が選ばれました。オービックシーガルズとの息が詰まるような熱戦の中でタックル、インターセプト、ファンブル誘発をすべてマークする活躍が認められました。

スペシャルチームのMVPはオール三菱ライオンズのパントリターナー(PR)兼RB中野哲也選手が最多票を集めました。オール三菱からは初の週間MVP誕生です。そして、第3節のPlay of the Weekには東京ガスのディフェンスライン(DL)マット・マクレラン選手とラインバッカー(LB )カウラナ・アペル選手によるパスラッシュからのインターセプトリターンタッチダウンプレーが選ばれました。

<Offensive Player of the Week>
RB26 ジュレル・プレスリー(IBM BIG BLUE)
2016年のNFLプレシーズンゲームでバイキングスの選手として106ヤードのキックオフリターンタッチダウンを記録したことで知られるプレスリー選手は開幕節からそのスピードとしなやかなカットバック走法で実力をいかんなく発揮しています。

好ゲームとなったノジマ相模原戦ではスクリメージヤード(ランとパスキャッチの合計距離)で76ヤード、ランとキャッチで計3つのタッチダウンを決めました。開幕節のスペシャルチーム部門に続く、今季早くも2度目の受賞です。

<Defensive Player of the Week>
LB47 赤倉航希(東京ガスクリエイターズ)
2年前のライスボウル王者オービックを最後まで苦しめた東京ガス。この試合は堅固なディフェンスが幾度となくオービックの得点チャンスをつぶしました。なかでも赤倉選手は5タックル、1インターセプト、1パスディフェンス、1ファンブルフォースとディフェンス選手のほぼすべてのカテゴリーで数字を記録するパフォーマンス。バーサタイル(多才)という言葉がまさに当てはまる活躍でした。


<Special Teams Player of the Week>
PR/RB22 中野哲也(オール三菱ライオンズ)
本職がRBの中の選手は胎内ディアーズとの試合で2回のパントリターンで計120ヤードを記録しました。そのうちのひとつはオール三菱の先制となる85ヤードのリターンタッチダウン。惜敗はしたものの、チームに勢いをもたらす好プレーでした。中野選手はRBとしては4回のラッシュで54ヤードという数字を残しました。昨シーズンから公式に制定されたXリーグの週間MVPでオール三菱からMVPは中野選手が初めてです。

<Play of the Week>
東京ガスDL27マット・マクレラン選手のパスラッシュ&LB39カウラナ・アペル選手のインターセプトリターンタッチダウン
ここにもオービックを苦しめた東京ガスディフェンスの好パフォーマンスが表れています。この試合では東京ガスは執拗にオービックのQBジェイソン・スミス選手にパスラッシュでプレッシャーをかけていました。そして、第4クオーターにこのプレーが生まれます。右のオフガードから一直線にスミス選手に向かってパスラッシュしたマクレラン選手はスミス選手の腰のあたりにタックル。たまらずスミス選手は崩れた体勢のままパスを投げます。力なく浮いたそのボールをアペル選手がインターセプトしてそのままピックシックス。10-10の同点に結びつくビッグプレーとなりました。

関連リンク

<ゲームリポート>
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<動画>(XリーグTV Powered By イレブンスポーツへの登録が必要です)
IBM BIG BLUE vs ノジマ相模原ライズ
オービックシーガルズ vs 東京ガスクリエイターズ
オール三菱ライオンズ vs 胎内ディアーズ