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【第43回パールボウル決勝みどころ】オービックシーガルズが前人未到の4連覇達成か、ノジマ相模原ライズが初の戴冠か 4年ぶりのパールボウル決勝は富士通スタジアム川崎で開催

2023年06月13日(火) 18:00


決戦の舞台を初めて富士通スタジアム川崎に移して6月18日(日)に行われるパールボウル決勝は、どちらが勝っても歴史ある春の祭典に新たな1ページが刻まれることになる。

現在大会3連覇中のオービックシーガルズは、準決勝で過去3大会連続で決勝で対戦したIBM BIG BLUEに38-14のスコアで快勝。パールボウルが社会人同士の対戦となった第10回大会(1985年)からまだどのチームも達成していない4連覇に王手をかけた。

今春のQBを務めるのは小林優之だ。1回戦(対胎内ディアーズ)と準決勝で計48回の試投で39回の成功、396ヤード4タッチダウンの成績を残し、被インターセプトはゼロと安定している。今季好調のラン攻撃を支えるのがキャプテンでカナダのプロフットボールリーグCFLからXリーグに復帰した李卓主将と2年目の西村七斗だ。

守備ではLB成瀬圭汰、DB小椋拓海、DB坊農賢吾らが守りを固める。特に坊農はIBM戦で2つのインターセプト、1パスディフェンス、2ロスタックルと活躍して勝利に貢献した。

対するノジマ相模原はライスボウル2連覇中の王者・富士通フロンティアーズを16‐13で撃破しての初の決勝進出だ。2009年に創部したノジマ相模原はわずか2年でX1に昇格を果たしたものの、トップリーグでのタイトルにはまだ縁がない。パールボウル決勝はチームとして初の優勝を達成する絶好のチャンスだ。

 

ノジマ相模原の武器は強力なOL陣に支えられるラン攻撃だ。デレク・アキラ・ウィリアムス、吉田光輝に加え、新人の吉澤祥がRB陣に厚みを与える。QBカート・パランデックはパールボウルトーナメントの2試合でパス成功率が70%を超える好調ぶり。ランでも距離を稼ぐことのできる万能型QBだ。

2017年以来2度目となる対富士通戦勝利の原動力はディフェンスの強さにもあった。準決勝で2つのインターセプトを記録したLB田中喜貴を中心に、同じく対富士通で2インターセプトのLB永田大河、DL松木普也、岡本晃季らが強力なフロント7を作り出す。

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<動画>
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パールボウルトーナメント準決勝
オービック対IBM
富士通対ノジマ相模原

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