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【X1 Super第4節の見どころ】富士フイルム海老名が遠征試合でパナソニックに昇格後初挑戦

2024年10月10日(木) 13:00

【SEKISUI QBギャレット・サフロンを追い詰めるパナソニック インパルスLBジャボリー・ウィリアムス(左)とDL松本英一郎  ©X LEAGUE】

X1 Superの後半戦は12日(土)のパナソニック インパルス対富士フイルム海老名Minerva AFCの一戦で幕を開ける。この第4節からはディビジョン外のチーム対戦となり、富士フイルム海老名はX1 Super昇格後初めて大阪府吹田市のMKタクシーフィールドに遠征をして関西の雄パナソニックに挑む。

パナソニックはここまで3戦全勝で、富士通フロンティアーズとならび無敗を保っている。同地区のSEKISUIチャレンジャーズやエレコム神戸ファイニーズには一時的にリードを許す展開もあったが、過去3年間ライスボウルに出場している地力の強さは揺るがず、2021年の開幕節から続くレギュラーシーズンの連勝を20に伸ばしている。クオーターバック(QB)荒木優也ここまで被インターセプトがなく、オフェンスを安定してコントロールしている。今季30回以上のパス試投があるQBでまだ相手にパスを奪われていないのは荒木と政本悠紀(IBM BIG BLUE)のふたりだけだ。ワイドレシーバー(WR)桑田理介とブレナン翼がパスのメインターゲットになる一方で、地上戦はランニングバック(RB)立川玄明と牧田 圭祐がけん引する。

【富士フイルム海老名Minerva AFCのパス攻撃を支えるQB鈴木貴史  ©X LEAGUE】

富士フイルム海老名はまだ勝ち星がないが、QB鈴木貴史を中心としたパスオフェンスは試合を追うごとに威力を発揮している。新加入のRBウィリアムデレクアキラのランによって鈴木の負担が軽減されているのも好材料だ。オフェンスの最大の武器であるパスアタックを成功させるためにはパスラッシュ対策が重要だ。ディフェンスライン(DL)有村雄也やラインバッカー(LB)ジャボリー・ウィリアムスらのパスラッシュから以下に鈴木を守ってレシーバーを探す時間を与えられるかがカギとなる。

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