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【X1 Super週間MVP】オービックQBピアース・ホリー選手が6TDパスの活躍で文句なしの第4節オフェンスMVP

2025年10月17日(金) 18:00

X1 Superのレギュラーシーズン折り返しとなる第4節は10月11‐13日にかけて全6試合が行われ、パナソニック インパルス、オービックシーガルズが無敗を守り、早くもプレーオフ「ライスボウルトーナメント」出場を決めました。ノジマ相模原ライズは関西遠征のエレコム神戸ファイニーズ戦で引き分けて連勝がストップ。しかし、こちらもライスボウルトーナメント出場権を手に入れました。そのほか、SEKISUIチャレンジャーズがIBM BIG BLUEを破って3勝1敗となり、東京ガスクリエイターズもライスボウルトーナメントに大きく近づく2勝目をあげました。

Xリーグの解説員が投票で決める週間MVPはオフェンス部門で、富士フイルム海老名Minerva AFC戦で6つのタッチダウンパスを成功させたオービックのQBピアース・ホリー選手が初めての選出。ディフェンスはマルチインターセプトの活躍を見せたDB織田裕樹に選ばれ、チームメートのRB吉澤祥選手はキックオフとパントの両分野でのリターンが評価されて受賞しました。そして、Play of the Weekにはハカタネクスト福岡SUNSに圧勝した富士通フロンティアーズから、QB高木翼選手とWRサマジー・グラント選手の間で生まれた75ヤードのタッチダウンパスに決まりました。

<Offensive Player of the Week>
QBピアース・ホリー(オービックシーガルズ)
今季からオービックの先発QBとなったホリー選手は第3節にも5つのタッチダウンパスを決めており、2試合で計11個のスコアリングパスを成功させました。アメリカのカレッジ時代でも2試合でこれだけのタッチダウンパス数を決めたことはないそうで、日本のフットボールにすっかりなじんだことがうかがえます。第4節はWR渡邊ジャマール選手に2つのタッチダウンパスを通したほか、TEホールデン・ハフ選手、WR佐久間優毅選手、TE植原涼選手、WR大谷空渡選手にタッチダウンパスを投げ分けました。

<Defensive Player of the Week>
DB織田裕樹選手(ノジマ相模原ライズ)
エレコム神戸と対戦したノジマ相模原は一時は14点差でリードされる苦しい試合展開となりました。しかし、第2クオーターに一気に3つのタッチダウンを決めて24対17と逆転に成功します。この試合で織田選手は2本のインターセプトを記録しました。1本目が生まれたのが17対17の同点のとき。織田選手はエレコム陣内34ヤード付近でQBデイビッド・ピンデル選手のパスをピックオフ。このチャンスをQBカート・パランデック選手がTE定成吉輝選手への19ヤードタッチダウンパスにつなげてリードを奪いました。

<Special Teams Player of the Week>
KR/PR 吉澤祥(ノジマ相模原ライズ)
昨年のX1 SuperのリーディングラッシャーであるRB吉澤選手はスペシャルチームでもリターナーとして活躍します。エレコム神戸戦では第2クオーターに同点となる68ヤードのパントリターンタッチダウンを決めました。そのほか、キックオフでも3回のリターン機会で101ヤード(平均33.7ヤード)とコンスタントなパフォーマンスを見せました。

<Play of the Week>
QB高木翼からWRサマジー・グラントへの75ヤードタッチダウンパス(富士通フロンティアーズ)
このプレーが生まれたのは第1クオーターの残り2分10秒ごろでした。自陣25ヤードからのセカンドダウンで、WRグラント選手は右サイドのスロットの位置にラインアップしました。プレーの開始とともにサイドラインに向かって横に走り、そこにQB高木選手がヒッチパスを投げます。ボールをキャッチしたグラント選手はチームメートのレシーバーがハカタネクスト福岡のDBをブロックする横をすり抜け、そのままディフェンダーに触れられることなくエンドゾーンに到達しました。

関連リンク

<ゲームリポート>
QBホリーが6TDパスの圧巻ショー オービックが富士フイルム海老名を完封し開幕4連勝
エレコム神戸が終盤に粘り同点に持ち込む ノジマ相模原の連勝は3でストップ
富士通が福岡SUNSの地元で相手を圧倒する62得点 攻守がかみ合い今季3勝目

<動画>(XリーグTV on アメフトライブ by rtvへの登録が必要です)
オービックシーガルズ vs. 富士フイルム海老名Minerva AFC
エレコム神戸ファイニーズ vs. ノジマ相模原ライズ
ハカタネクスト福岡SUNS vs. 富士通フロンティアーズ