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【X1 Area週間MVP】第3節は西日本勢オフェンスの活躍が目立つ 名古屋西本は今季2度目の受賞

2025年10月24日(金) 18:00

X1 Areaは第3節が終了し、東日本ではEASTディビジョンの警視庁イーグルスとCENTRALの胎内DEERSが全勝を守り、WESTは名古屋サイクロンズがアズワンブラックイーグルスに勝って無敗(1分含む)をキープ、最初の2節を引き分けで終わったTRIAXIS J-STARSは初白星をあげてこちらも負けなしのままレギュラーシーズン前半戦を終えました。後半戦は、東日本のチームはレギュラーシーズン終了後にEASTとCENTRALの1位同士が対戦するX1 Area東日本チャンピオンシップに向けた戦いが続き、WESTはディビジョン内対決の2ラウンド目が行われます。

<Offensive Player of the Week>
QB馬庭功平 (TRIAXIS J-STARS)
馬庭選手はリードエフォートエールズ戦で第3クオーターにWRドニー・キングJr.選手に27ヤード、最終クオーターにWR堀覚斗選手に7ヤードのタッチダウンパスを成功させました。試合は22対7でJ-STARSが快勝。1~2節を引き分けで終わったJ-STARSですが、それぞれの試合で勝ち点1ずつを獲得していたため、この勝利によって第3節終了時の勝ち点が合計5となってディビジョンでは1位の名古屋に続く2位につけています。後半は初のWESTディビジョン1位を目標とした戦いになります。

<Defensive Player of the Week>
LB飯塚億人(警視庁イーグルス)
第3節のBLUE THUNDERS戦はハイスコアリングな試合となりました。第4クオーター序盤にはBLUE THUNDERSが4点差にまで追い上げましたが、ここから一気呵成に警視庁が攻めて勝利しました。終盤のBLUE THUNDERSの猛追をかわしたディフェンスで最多のタックル数を記録したのがLB飯塚選手でした。2番目の稲岡利明選手の倍となる7タックルの活躍です。さらに、パスオフェンスを得意とするBLUE THUNDERSに対して、パスディフェンスも2回。オールラウンドプレーヤーとしてのパフォーマンスを存分に見せました。

<Special Teams Player of the Week>
PR南賢人(電通キャタピラーズ)
オフェンスではX1 Areaを代表するWRのひとりとして活躍する南選手ですが、第3節の品川CC ブルザイズ戦ではパントリターンで存在感を示しました。第1クオーターを両チームがスコアレスで終えた約1分後、品川CCのパントを66ヤードリターンして先制のタッチダウン。これでリズムをつかんだ電通は6連続得点で品川CCを34‐7と突き放し、最終的に48対7のスコアで大勝しました。

<Play of the Week>
QB西本晟からWR安藤温基への51ヤードタッチダウンパス(名古屋サイクロンズ)
開幕節でオフェンスの週間MVPに選ばれた名古屋のQB西本選手が今節はビッグプレーで受賞しました。アズワンとの首位争いの大事な一戦で、西本選手は前半終了間際にこのビッグプレーで先制点をあげました。安藤選手はこの試合ではこれが唯一のキャッチでしたが、試合の流れを大きく左右する重要なレセプションとなりました。第3クオーター終了時まで相手を完封したディフェンスの奮起もあり、後半にフィールドゴールで加点した名古屋は10対7で勝利。レギュラーシーズンをディビジョン1位で折り返します。

関連リンク

<ゲームリポート>
QB馬庭功平が2TDパス TRIAXIS J-STARSが今季初勝利
警視庁イーグルスが全勝ターン BLUE THUNDERSとのハイスコアリングゲームを制す
QB奥野耕世が3TDパス 電通キャタピラーズがSAITAMA BULLSを破って3勝目
名古屋がアズワンとの接戦制す 前半戦無敗で首位ターン