【X1 Super週間MVP】プレーオフ始まる!クオーターファイナルのMVPは勝利に直結するパフォーマンスに評価
2025年11月28日(金) 18:00X1 Superは第79回ライスボウル(2026年1月3日@東京ドーム)出場を懸けたプレーオフ・ライスボウルトーナメントに突入。その1回戦にあたるクオーターファイナルはレギュラーシーズンのベスト8チームによる激しいバトルが展開され、リベンジあり、アップセットありの見ごたえのある試合が多く生まれました。Xリーグの解説員の投票によって決まるクオーターファイナルの週間MVPはいずれもチームの勝利に深くかかわった選手・プレーが選出されています。
<Offensive Player of the Week>
QB高木翼(富士通フロンティアーズ)
富士通フロンティアーズは第2節で苦杯をなめさせられたノジマ相模原ライズとの再戦に勝利し、リベンジを果たしました。なかでもQB高木選手の活躍は特筆すべきもので、WRサマジー・グラント選手への3つを含む計5つのタッチダウンパスを成功させました。大舞台に強い高木選手の本領発揮とも言うべき内容です。意外にも高木選手の週間MVP受賞は今季これが初めて。いよいよ富士通がギアをあげてきた印象で、パナソニック インパルスとのライスボウルのリマッチとなるセミファイナルが注目されます。

<Defensive Player of the Week>
LB髙橋悟(オービックシーガルズ)
エレコム神戸ファイニーズと対戦したオービックシーガルズは、第1クオーターに先制タッチダウンを許してリードされる苦しい展開を強いられました。しかし、結局はディフェンスがその後の追加点を許さず、第3クオーターに逆転。セミファイナルへ駒を進めました。エレコム神戸は終盤まで粘りを見せましたが、その攻撃をことごとく防いだのが2つのインターセプトでした。なかでも、髙橋選手がパスカットして、浮いたボールをDL樋口尚行選手がキャッチしたインターセプトはエレコム神戸の最後の追い上げを断ち切る決定的なプレーとなりました。

<Special Teams Player of the Week>
K 高橋寛太(東京ガス)
レギュラーシーズン総合6位でライスボウルトーナメントに出場した東京ガスクリエイターズは、同3位のSEKISUIチャレンジャーズをタイブレークの末に破る波乱を起こしました。その決勝点をあげたのがK高橋寛太選手です。13対13の同点で迎えたタイブレークで、先攻のSEKISUIは無得点に終わります。後攻の東京ガスはゴール前31ヤードからフィールドゴールを蹴りますが、これが失敗。ところが、SEKISUI側に反則があったために5ヤード前進して再びフィールドゴールのチャンスを得ました。この43ヤードのキックを高橋選手が決めて勝利。東京ガスは初のセミファイナル進出となりました。

<Play of the Week>
DBジェイソン・スミスがQBとして決めた決勝タッチダウンラン(オービックシーガルズ)
エレコム神戸が7‐3とリードしたまま迎えた第3クオーター終盤、オービックはゴール前3ヤードでサードダウン3ヤードという場面を迎えます。ここでQBの位置に入ったのがDBジェイソン・スミス選手です。2021年の来日時はIBM BIG BLUEでQBとしても登録していたスミス選手はスナップを受けるとそのままランでスクリメージラインを突破して逆転タッチダウン。これが決勝点となりました。

関連リンク
<ゲームリポート>
・富士通がノジマ相模原にリベンジ成功 セミファイナルでパナソニックと昨季ライスボウル再戦
・オービックがRBT1回戦突破、勝負所でディフェンスが強さ発揮
・東京ガスクリエイターズが下剋上 タイブレーク制してSEKISUIチャレンジャーズを撃破
<動画>(XリーグTV on アメフトライブ by rtvへの登録が必要です)
・ノジマ相模原ライズ vs. 富士通フロンティアーズ
・オービックシーガルズ vs. エレコム神戸ファイニーズ
・SEKISUIチャレンジャーズ vs. 東京ガスクリエイターズ
