【RBTセミファイナルの見どころ】パナソニック守備対オービックのパス攻撃 ライスボウル出場を懸けて真っ向勝負
2024年12月13日(金) 14:00
来年1月3日に東京ドームで行われるアメリカンフットボール日本選手権第78回ライスボウルby GA technologiesに出場する2チームを決定するライスボウルトーナメント(RBT)セミファイナルの第1試合は14日、大阪市のヤンマースタジアム長居でパナソニック インパルス対オービックシーガルズの一戦が行われる。過去に数々の名勝負を演じてきた2チームの見ごたえある接戦が期待される。
2021年シーズンからレギュラーシーズンで負けのないパナソニックは今季も6勝0敗でプレーオフに入り、RBTクオーターファイナルではエレコム神戸ファイニーズを零封してセミファイナル進出を決めた。シーズンの終盤からチームの調子はしり上がりによくなっている。堅いディフェンスがターンオーバーでチャンスを作り、それに乗じてオフェンスが得点を重ねる持ち前のしたたかさが発揮されている。自慢の守備はレギュラーシーズン中に13個のインターセプトを奪い、クオーターファイナルでも2つを記録した。インターセプト王に輝いたディフェンスバック(DB)山元耀やクオーターファイナルでMVPに輝いたワイズマンモーゼス海人に注目が集まる。
5勝1敗でレギュラーシーズンを乗り切ったオービックは第3節にIBM BIG BLUEに苦杯をなめたが、それ以降の試合は攻守がガッチリとかみ合った試合巧者ぶりを発揮している。クオーターファイナルでは終盤に追い上げたノジマ相模原ライズを、劇的なインターセプトで振り切ってセミファイナルに進んだ。クオーターバック(QB)タイラー・クルカのパスが好調で、元パナソニックのワイドレシーバー(WR)渡邊ジャマール、要所で活躍する西村有斗、キャッチング能力の高いタイトエンド(TE)ホールデン・ハフらをターゲットに空中戦を操る。
両チームともにオフェンス、ディフェンス、スペシャルチームが高いレベルにあり、ミスも少ない。この2チームによるライスボウル出場権を懸けた戦いは拮抗した試合となりそうだ。
【2024年度ライスボウルトーナメントセミファイナル実施要項】
■試合形式:1クオーター 15 分の 4 クオーター制でハーフタイムは 15 分間
第4クオーター終了時に同点の場合はタイブレークシステムで勝者を決める。
勝利チームはアメリカンフットボール日本選手権第78 回ライスボウル by GA technologies(2025 年1 月 3 日 @東京ドーム ) に出場する。
■対戦カード:
◆ 12 月 14 日(土) 15:00 キックオフ(13:30開場) @ヤンマースタジアム長居(大阪市)
パナソニック インパルス (バックスタンド側 ) 対オービックシーガルズ(メインスタンド側 )
◆ 12 月 15日(日) 15:00 キックオフ(14:00開場) @Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu(等々力陸上競技場)(川崎市)
富士通フロンティアーズ(メインスタンド側)対SEKISUIチャレンジャーズ(バックスタンド側 )
■チケット情報:全席自由席 一般:前売2,500円 当日券Web販売3,000円 当日券紙チケット3,300円
大学生:前売1,250円 当日券Web販売1,500円 当日券紙チケット1,650円
高校生以下:無料
※チケットは X リーグチケット( https://xleague.tstar.jp/)でのご購入が便利です。当日券は試合会場でも販売いたします。
■配信:X リーグ TV on アメフトライブ by rtv(https://live.amefootlive.jp/)で有料ライブ配信および見逃し配信
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