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【X1 Super RBTセミファイナルの見どころ】攻撃力の富士通 vs 守備力のSEKISUI 激戦必至の準決勝

2024年12月13日(金) 15:00

【レシーバーにロングパスをヒットする富士通フロンティアーズQB高木翼(右)  ©X LEAGUE】

X1 Superのライスボウルトーナメント(RBT)セミファイナル、富士通フロンティアーズとSEKISUIチャレンジャーズが15日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで激突する。総合1位の富士通と同4位のSEKISUIの対戦は、攻守のハイレベルな戦いが期待される。

富士通はRBTクオーターファイナルでIBM BIG BLUEに快勝し、7つのタッチダウンを挙げる圧巻のパフォーマンスを見せた。ランニングバック(RB)のトラショーン・ニクソンは、わずか4キャリーで3タッチダウンを記録する破壊力を発揮。守備陣も4つのサックを決め、盤石な仕上がりを見せている。さらに、キッキングゲームでは木村和喜がパントリターンで得点を挙げるなど、ライスボウル4連覇を目指すチームらしい隙のないプレーが光る。

【SEKISUIチャレンジャーズのラン攻撃を担うRB遠藤集(中央)  ©X LEAGUE】

一方、SEKISUIは準々決勝で東京ガスクリエイターズに完封勝利を収めた。特筆すべきは、守備陣が東京ガスの得意とするラン攻撃をマイナス5ヤードに封じ込めた堅守ぶりだ。攻撃では、クオーターバック(QB)ギャレット・サフロンが多彩なワイドレシーバー(WR)陣—ブギー・ナイト、阿部拓朗、亀山暉—を活かしたパス攻撃を展開。特に、ナイトの俊敏なルートランニングと阿部の安定したキャッチングは注目だ。

この試合の鍵は、富士通の圧倒的な攻撃力をSEKISUIがどこまで抑え込めるかにかかっている。SEKISUIは、リーグ1位のパス守備を武器にロースコアゲームに持ち込みたいところ。攻撃では、サフロンのパスに遠藤集や山田陸斗のランを絡めて時間をコントロールできれば、勝機が見えてくる。一方、富士通にとっては、IBM戦で課題となったスペシャルチームの改善が3週間でどこまで進んだかが焦点だ。

【2024年度ライスボウルトーナメントセミファイナル実施要項】
■試合形式:1クオーター 15 分の 4 クオーター制でハーフタイムは 15 分間
第4クオーター終了時に同点の場合はタイブレークシステムで勝者を決める。
勝利チームはアメリカンフットボール日本選手権第78 回ライスボウル by GA technologies(2025 年1 月 3 日 @東京ドーム ) に出場する。
■対戦カード:
◆ 12 月 14 日(土) 15:00 キックオフ(13:30開場) @ヤンマースタジアム長居(大阪市)
パナソニック インパルス (バックスタンド側 ) 対オービックシーガルズ(メインスタンド側 )
◆ 12 月 15日(日) 15:00 キックオフ(14:00開場) @Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu(等々力陸上競技場)(川崎市)
富士通フロンティアーズ(メインスタンド側)対SEKISUIチャレンジャーズ(バックスタンド側 )
■チケット情報:全席自由席 一般:前売2,500円 当日券Web販売3,000円 当日券紙チケット3,300円
大学生:前売1,250円 当日券Web販売1,500円 当日券紙チケット1,650円
高校生以下:無料
※チケットは X リーグチケット( https://xleague.tstar.jp/)でのご購入が便利です。当日券は試合会場でも販売いたします。
■配信:X リーグ TV on アメフトライブ by rtv(https://live.amefootlive.jp/)で有料ライブ配信および見逃し配信

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